Airport 1970年 アメリカ作品
監督 ジョージ・シートン
原作 アーサー・ヘイリー
出演 バート・ランカスター ディーン・マーティン ジョージ・ケネディ ジーン・セバーグ ヘレン・ヘイズ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
雪の降るシカゴ、リンカーン国際空港。
一機のボーイング機が着陸するも誘導路から脱輪し滑走路を閉鎖させてしまう形になってしまった。
他の滑走路を使えば周辺住民に苦情を言われてしまうため、空港長のメルは頭を悩ませていた。さらに、妻とのディナーをこのハプニングで断った為に電話越しに離婚を言い渡されてしまう始末。
とりあえず、ボーイング機を移動させることを考え、ベテラン整備士のジョーに連絡を入れた。そのジョーは帰宅していたが再び空港へと向かうはめに。
その頃、ローマ行きのボーイングが搭乗手続きを行っていた。
機長のヴァーノンは、不倫相手から妊娠した事を告げられ動揺し、その様子を見た客室乗務員のグエンは、1人でも産むと決意する。
そんな時、地上勤社員のターニャは、無賃常習犯の老女クオンセットを捕まえ強制送還しようとしていたのに、ちょっとしたすきに逃げられローマ行きに乗り込まれてしまった。
さらにそのローマ行きの乗客の中には保険金目当てで失業中のゲレーロが爆弾を抱え乗り込んできていて・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、このエアポートシリーズを紹介しようと思う。
最新のではなく、元祖を。
というのも、このシリーズの最終作品にアラン・ドロンが出演してたからなんだけどね。(^◇^;)
アーサー・ヘイリー作のベストセラー小説「大空港」を映画化した作品。
原作に忠実なんだそうだ。(読んだ事がないのでなんともいえないが)
当時流行っていた「タワーリング・インフェルノ」のようなパニック映画かと思いきや、そんな要素は少しで殆ど人間模様だった。
群像劇の類いに入ると思う。
そして、ある種のここで確定したパターンが後の作品にもあるのだが、それはおいおい紹介していこうと思う。
今回、大雪が降っている地点でこれは何かありそうと予測はつくが、そういう展開になるとは~という感じで面白かった。
人間模様にはちょっとイライラしたが。
特に、この無賃の常習のおばあさん。
悪気はとんとなく、哀れな年寄りをいじめるのかと言いたげな振る舞いがむちゃくちゃ、ぐ~で殴りたくなるくらいムカついたのだ。
なんか、今ではこういう年寄りが多いんじゃないかな~なんて思えてしまったし。
そうそう、このシリーズで忘れてならないのがというか、今後ともこの人に注目しておいて欲しいのだ。
シリーズごとに出演者は変るはずなのに、レギュラー出演している俳優さんが1人いるのだ。
それも、役名は一緒。しかし、役柄が毎回違う。
俳優さんの名前はジョージ・ケネディ。
役名は明日紹介いたします。