Der Schuh des Manitu (荒野のマニト) 2001年 ドイツ作品
監督 ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ
出演 ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ クリスティアン・トラミッツ スキー・デュ・モン マリー・ボイマー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1862年。鉄道がひかれアメリカ西部の開拓地は白人により進められていく。
しかし、そこは原住民の地。
アパッチ族のアバハチが駅で列車に襲われそうになり、レインジャーという白人に助けられる。
するとアパッチ族の掟3条には、「命の恩人とは血の義兄弟になれ」とあり、アバハチは、レインジャーと義兄弟になったのだった。
アバハチは、彼を連れ故郷へと帰ると、処刑されそうになってしまう。
実は、店を買うつもりでショショーニの息子に借金をしたが、不動産屋のサンタ・マリアに騙され、そのサンタ・マリアが息子を殺したのだが、サンタ・マリアに先手をとられ、彼が殺した事になっていたからだった。
アバハチは、とにかく、借金を返済しようと自分のおじさんの隠し財産を思い出し、その地図を集めようと双子の兄に会いに行くのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
これもイベントで教えてもらった作品。これ、ドイツで歴代1位なんだそうだ。
ドイツ人だったら、知れない人はいないんじゃないかというくらい、このレインジャー(白人)とアバハチ(インディアン)の友情物語は定番だそうで、それがもとのコメディ作品だから、大ヒットしたとのこと。
いろんな作品のパロディも盛りだくさんのようなのだが、あまり分からなかったなぁ~。
純粋にコメディとしては、そこそこ笑えるお話だった。
とは言っても、
コメディって、背景があるから面白いのであって、背景も知らずに見えるとコメディってなかなか笑えないというか、どういうこと?と考え込んでしまうのだ。
仲間内で、笑えるネタは、部外者には笑えないっていうあの感じに似ていると思う。(ん?違う?)
ついでに、
自分なんかは、コメディって汚いネタが多くって苦手。
万国共通でのお笑いって、汚いネタになってしまうのは、仕方ないんだけども。
でもこれは、そんな汚いネタはなかったかな。
この監督さん、役者でもあるのですが、「小さなバイキング ビッケ」を手がけた人物でもありました。
これは、コメディなので、そうかぁ~と納得しましたが、実は、「バルーン 奇蹟の脱出飛行」も同じだと知ってびっくり。
真面目なきちんとした作品も手がけるのか~と思ったのでした。