1984年 松竹作品
監督 三村晴彦
原作 松本清張 「彩り河」
出演 真田広之 名取裕子 平幹二朗 渡瀬恒彦 三國連太郎 夏八木勲
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
料金所の仕事へ行く井川正治郎。そこで懐かしい人物を見かけた彼は、通行券にその人物しか分からない印を付けて渡した。
その後、銀座の高級クラブへ出向いた井川は、そこのママに同じ印を見せ、自分の席へ来るように仕向けるも、無視されてしまい、店を出ることにした。
店の外では、タクシーを捕まえてくれる通称ジョーと呼ばれる青年と出会った。彼は、ママとも親しそうに話をしていたのだった。
数日後。
あの時のママ、山口和子の葬儀へと行った井川は、彼女が自殺だったと聞き、疑問を抱く。
一方、ママが不在となったクラブでは、新しいママを迎えることになり増田ふみ子がやって来る。彼女は、ジョーと呼ばれる青年、田中譲二と出逢い、彼も自分と同じ同郷だと知る。
やがて、2人は引かれ会うようになるも、ふみ子は、ジョーがある人物を殺そうとしている事を知ってしまうのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
先日話した真田さんのアルバムの中に、「Believe in love」という楽曲があり、その曲がこの映画の主題歌になっているという事は、曲を聴き始めた頃から知ってはいたのだが、作品は観たことがなかった。
というのも、アクションなしの真田さんは、どうも当時は受け入れがたく、学生だったので、大人が観る作品と思っていたから。
そして、近年、その大人になって鑑賞。
こりゃ、大人じゃないと分からんと思ったのでした。(^◇^;)
今でもありそうな財界の闇取引。それによって、出される犠牲者。そこで生まれる、怨み辛み。
この手の類いの邦画は、ちょっと苦手かも。( ̄。 ̄;)
それでは、真田さんはと言いますと、主人公のジョー、田中譲二でした。
あるシーンで車から飛び降りるのですが、格好いいけど・・・。
いやいや、普通に降りましょうよ~と突っ込みを入れたくはなったのは内緒にしておきましょう。(^◇^;)
そして、ラストのシーン。
いや~気持ち悪かったですよ、血しぶきを浴びて。
そりゃ~暗闇ですが、そこで殺害しますか~とも思ったのでした。(出来ない訳はないけれど)
定番の悪役、三国さんでしたが、渡瀬さんが悪役だったのが、ちょっと以外だった。
そして、最初に話した主題歌。エンディングに流れていましたよ。(*^^)v