マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「アンドリューNDR114」

2006-06-20 09:41:35 | 1980~1990年代 映画

Bicentennial Man (アンドリューNDR114) 1999年 アメリカ作品



監督 クリス・コロンバス
出演 ロビン・ウィリアムス エンデス・デイヴィッツ サム・ニール オリヴァー・ブラット 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
マーティン家に一体のロボットが来る。お手伝いロボットのアンドリューだ。始めは受け入れがたく彼に意地悪をしていた姉妹もいつの間にか彼とは仲良しに。何故なら彼は人間と同じような感情を持っていたからだった。月日が流れていくうちに彼は大好きな家族との別れを何回も経験する。そして、彼自身人間になりたいと願うようになっていく。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
1976年にアメリカ建国200年に合わせて発表されたアイザック・アシモフの短編小説「バイセンテニア・マン」の映画化なんだそうだ。
これは、TV放映を鑑賞。多少カットもあると思うが。
昔からロボットと人間との交流話は好き。
1986年製作の「ショート・サーキット」を見て以来好きなのだ。(こちらも久しぶりに見直したくなって来たぞ)

アンドリューは、始めはロボットそのもの。しかし、だんだんと人間らしく外見も精神もなっていく。
いつものパターンなのだが、人間は限りあるから素晴らしいとこれまた訴えている。
まあなにしろ、ウィリアム氏の名演が冴える。
前半のロボット姿も彼が演じているというので、ますます凄い人だなあと思った。
そしてこれまた、ラストが泣けました。「お~良かったねえ~」と。

アンドリューが、大好きな家族の外見が変わっていくのに対して自分はいつまでも変わっていかない姿に違和感を感じていく。そして、取り残された気分になっていく。
なんとなく分かる気がした。歳は取りたくないとやっぱり思ってしまうけど、歳を取れない悲しさもあるのかと思ったりもした。

「変わりたくないけど変わって行く。」
それも人間としてのいいところなのかもしれないよなあ~となんとなく実感した作品だった。

コメント
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