堤卓の弁理士試験情報

弁理士試験に関する情報を提供します。

口述式試験対策 18.7.4

2006-07-04 16:22:04 | Weblog
口述式試験対策

1.例えば、意匠法29条の2の規定はどのような規定ですか、という質問を受けたときに、条文のとおりに答えられるか、これが大事です。
 
2.口述式試験の再現問題集を過去10年分程度、チェックして、どのような問題が出題されているのか、これを知ることが大事です。

3.よく聴かれている条文は、そのとおりに正確に口頭でいえることが大事です。
 アバウトでは試験委員は許してくれないことが多いようです。

4.趣旨が聴かれた場合には、青本や改正本に記載されている趣旨を正確に再現することが大事です。
 とにかく、口述式試験では、正確であることが異常なまでに要求されています。

5.法令集を見て答えてもよいことになっています。しかし、実際には法令集を見ても口頭で再現できないことが多いと思います。
 法令集を見なくてもよいように万全の準備をしておくことが大事です。

6.論文合格発表後から口述式試験の勉強を始めたのでは間に合わないと思います。
 7月からスタートすべきと思います。

7.昨年は、約50名の方が口述式試験で不合格となっています。
 最近は、落とす試験にもなっています。要注意です。

短答式対策 18.7.4

2006-07-04 16:11:33 | Weblog
★短答式対策

1.条文を理解することが大事です。
 条文の読み込みに時間をかければかけるほど、条文の理解は進みます。

2.青本と改正本の読み込みも大事です。
 試験委員は、青本等を見ながら問題を作成しています。
 問題文には青本等に酷似した表現が登場します。

3.裁判例もチェックすることが大事です。
 特に最高裁判決は、すべてチェックしておくことが大事です。
 争点と、争点に対する判断を理解することが大事です。

4.審査基準等をチェックすることも大事です。
 審査基準や審判便覧は、特許庁の内部の運用をまとめたものですが、条文の特許庁の解釈を知る手がかりとなります。
 短答式の問題としても出題されることがあります。

5.過去問の答えを暗記してはいけません。
 ○になるプロセス又は×になるプロセスを説明できるか、これが大事です。