堤卓の弁理士試験情報

弁理士試験に関する情報を提供します。

代々木塾 H22論文過去問講座(平成22年度用)

2010-01-26 07:43:16 | Weblog
代々木塾の講座を紹介します。

代々木塾
H22論文過去問講座(平成22年度用)
http://www.yoyogijuku.jp/kouza/?pid=1223439575-669091

内容
 平成16年度~平成21年度までの論文式試験の過去問(過去6年分)を徹底的に分析し、解答のプロセスを解説します。
 平成22年度の論文式試験に有効な講座です。

日程等
・通学(東京のみ)
 平成22年1月6日(水)~3月24日(水)
  毎週水曜日 18:45~21:15
 会場 東京学院(水道橋駅)
 定員 60名
・通信 1週間後に発送
 講義(音声のみ)はCDに録音し、資料とともに送付します。


代々木塾 H22口述対策講座(通信のみ) 平成22年度口述試験のための講座

2010-01-26 07:38:33 | Weblog
代々木塾の講座を紹介します。
ぜひお申込みください。

代々木塾
H22口述対策講座(通信のみ) 平成22年度口述試験のための講座
http://www.yoyogijuku.jp/kouza/?pid=1225783029-173311

平成22年10月の口述試験の対策用の講座です。

平成21年度の口述試験に失敗した方、
平成22年度は選択試験のみ受験される方
平成22年度の論文試験に合格する予定の方
にお勧めの講座です。

毎回、口述試験で想定されるテーマ(例えば、特29条と特39条)を決めて、テーマに沿って、条文、青本、審査基準等を口述対策用として解説します。

口述試験の勉強をする際のペースメーカーとなる講座です。
独学で長期間にわたり口述試験の勉強をするのはたいへん辛いと思います。
そこで、1月から8月まで毎週定期的に口述試験の勉強をする機会を提供します。

配付資料は特にありませんが、毎回、講義を録音(音声のみ)したCDを提供します。
毎回、70分前後の講義を2時限します。
都合のよい時にCDを聴きながら口述試験の勉強ができます。

1月から8月まで全30回を予定しています。

特実法 16回(予定)
意匠法  6回(予定)
商標法  8回(予定)
(各科目の回数は変更する可能性があります。)


22/1/19 特許法17条の2第4項の要件

2010-01-19 07:34:26 | Weblog
特許法17条の2第4項の要件については、下記の審査基準の例を理解することをお勧めします。

4.2 基本的な審査の進め方の例
例1:
[補正前の特許請求の範囲]
 請求項1:TV放送受信手段と、受信TV放送データを圧縮して記録する記録手段を有する携帯電話機
[補正後の特許請求の範囲]
 請求項①:TV放送受信手段と、受信TV放送データを放送内容に応じて圧縮率を変えて記録する記録手段を有する携帯電話機
 請求項②:TV放送受信手段と、待機時にTV放送受信手段に間欠的に電源を供給する電源制御手段を有し、緊急警報放送を受信可能とした携帯電話機

 引用文献1には、TV放送受信手段を備えた携帯電話機が記載されており、引用文献2には、画像データを圧縮して記録する記録手段を備えた携帯情報機器が記載されている。
 よって、一回目の拒絶理由通知において引用文献1及び2により進歩性欠如の拒絶理由が通知された。上記拒絶理由通知の後の補正により、補正前の請求項1の「受信TV放送データを圧縮して記録する記録手段」を「受信TV放送データを放送内容に応じて圧縮率を変えて記録する記録手段」へと減縮した請求項①に係る発明、緊急警報放送の受信を可能とする請求項②に係る発明へと変更されている。

(説明)
 補正前の請求項1に係る発明と補正後の請求項①に係る発明に共通する技術的特徴のうち、「TV放送受信手段を有する携帯電話機」は、引用文献1に照らして先行技術に対する貢献をもたらさないが、「TV放送受信手段と、受信TV放送データを圧縮して記録する記録手段を有する携帯電話機」は、出願時の技術常識及び引用文献1、2に照らして先行技術に対する貢献をもたらすため、特別な技術的特徴である。
 よって、補正前の請求項1に係る発明と補正後の請求項①に係る発明は発明の単一性の要件を満たす。
 一方、補正後の請求項②に係る発明は、補正前の請求項1に係る発明と補正後の請求項①に係る発明とが共通して有する前記特別な技術的特徴を有しないため、補正前の請求項1に係る発明との間で発明の単一性の要件を満たさない。
 したがって、補正後の請求項①に係る発明のみを審査対象とし、二回目の拒絶理由通知(最後の拒絶理由通知)において第17条の2第4項の要件違反の拒絶理由、及び請求項①に係る発明についての審査結果を通知する。

例2:
[補正前の特許請求の範囲]
 請求項1:特定成分Xを含む速乾性のインクジェットプリンター用インク
 請求項2:インク滴量を調節することが可能な特殊形状のノズルを有することを特徴とするインクジェットプリンター
[補正後の特許請求の範囲]
 請求項①:インク滴量を調節することが可能な特殊形状のノズルを有することを特徴とするインクジェットプリンター

 補正前の請求項1に係る発明は「特定成分X」という特別な技術的特徴を有しているが、補正前の請求項2に係る発明は当該特別な技術的特徴を有していないため、補正前の請求項1、2に係る発明は発明の単一性の要件を満たさない。
 このため、本案件については、補正前の請求項1に係る発明のみを審査対象とし、一回目の拒絶理由通知において進歩性欠如の拒絶理由とともに発明の単一性の要件違反の拒絶理由が通知された。
 上記拒絶理由通知の後の補正により、補正前の請求項1が削除され、補正前の請求項2が補正後の請求項①に繰り上がっている。

(説明)
 補正後の請求項①に係る発明は、一回目の拒絶理由通知で既に示されているとおり、補正前に新規性・進歩性等の特許要件についての審査が行われた請求項1と発明の単一性の要件を満たしていない。
 したがって、補正後の請求項①に係る発明は審査対象とせずに、二回目の拒絶理由通知(最後の拒絶理由通知)において第17条の2第4項の要件違反の拒絶理由のみを通知する。