堤卓の弁理士試験情報

弁理士試験に関する情報を提供します。

19.5.29 拒絶理由通知を受けた出願人のとり得る措置

2007-05-29 07:08:00 | Weblog
 拒絶理由通知を受けた場合の出願人のとり得る措置

1.意見書の提出
 審査官の判断に誤りがある場合には、意見書で反論することができます。
 進歩性の判断については、論理付けができないことを主張します。
 発明の単一性の判断については、特別な技術的特徴があることを主張します。

2.手続補正書又は誤訳訂正書の提出
 補正により、進歩性がないとする拒絶理由が解消できる場合には、手続補正書を提出して補正をすることができます。
 最初の拒絶理由通知に対する補正であれば、17条の2第3項(新規事項の追加の禁止)と、17条の2第4項(特別な技術的特徴を変更する補正の禁止)の要件を満たすことが必要となります。
 特に、4項の要件は大事です。
 外国語書面出願の場合は、翻訳文には記載されていないが、外国語書面には記載されている発明があって、その発明が進歩性のある場合は、誤訳訂正書を提出して補正をすることができます。
 外国語特許出願についても、誤訳訂正書による補正ができます。
 最後の拒絶理由通知に対する補正のときは、さらに、17条の2第5項及び6項の要件を満たすことが必要となります。
 進歩性がないとする拒絶理由を解消する補正としては、5項2号の限定的減縮が考えられます。限定的とは、上位概念を下位概念に限定すること等を意味します。したがって、発明特定事項を直列的に付加する減縮は、2号の要件を満たすことができません。

3.出願の分割
 補正によっては進歩性のある発明を請求項に記載することができないときは、当該発明を分割することが有効です。
 ただし、分割出願については、あらためて出願審査請求手数料を納付しなければなりません。

19.5.23 商標法においてチェックすべき事項

2007-05-23 11:18:58 | Weblog
商標法においてチェックすべき事項

1.商標登録出願
 団体商標
 地域団体商標
 立体商標
 小売等役務
 パリ条約の優先権
 防護標章登録出願
 国際登録出願
 国際商標登録出願
 再出願

2.商標登録出願の審査
 5条
 5条の2
 6条
 3条
 4条
 8条

3.中間手続
 補正
 分割
 変更
 補正却下後の新出願

4.商標権
 金銭的請求権
 差止請求権
 損害賠償請求権
 26条
 32条
 32条の2
 機能侵害

5.審判等
 登録異議の申立て
 商標登録無効審判
 商標登録取消審判

19.5.23 意匠法においてチェックすべき事項

2007-05-23 11:16:48 | Weblog
意匠法においてチェックすべき事項

1.意匠の創作から意匠登録出願まで
 新規性の喪失の例外の適用
 パリ条約の優先権
 特殊の出願手続(部分意匠、関連意匠、組物の意匠、画面デザイン)

2.意匠登録出願の審査
 新規性
 部分意匠の類否判断
 創作非容易性
 3条の2
 5条
 一意匠一出願
 組物の意匠
 関連意匠
 
3.中間手続
 補正
 分割
 変更
 補正却下後の新出願

4.意匠権
 23条の類否
 26条の利用
 部分意匠の意匠権の侵害

5.審判
 意匠登録無効審判

19.5.23 論文式試験を突破しましょう。

2007-05-23 11:10:42 | Weblog
論文式試験を突破しましょう。

短答式試験から4日が過ぎようとしています。
論文の勉強は順調に進んでいますか。
7月1日(日)まで、フルに使えるのは、残り38日です。
計画を立ててきちっと進めないと、あっという間に過ぎ去ってしまいます。
苦手は何か、これを克服することから始めましょう。
選択科目に不安のある方は、選択科目で50点を切らないようにすることが大事です。

最近の論文の答案は、説明義務を果たしていない答案が多いと思います。
重要事項についてはていねいに説明した方が得点は伸びます。
関連事項は落としても不合格とはなりませんが、必要事項を落とすと不合格となる可能性があります。
何が重要事項で、何が重要事項でないか、これを判断しながら、答案を作成することはとても大事です。
重要事項でないことをいかにたくさん書いたとしても、重要事項の説明が不十分では、高得点は望むことは困難です。

重要事項(問題文で問われている直接事項)をしっかり書けば、高得点になります。
特に特実法は、多数の項目を形式的に列挙した答案よりも、重要事項の内容が充実した答案の方が高得点になると思います。

論文試験突破を目指してがんばりましょう。

19.5.22 過去のブログの注意点

2007-05-22 18:37:29 | Weblog
過去のブログ(昨年の夏ごろ)で誤った解釈をしているものがあります。
例えば、意匠法3条の2ただし書の解釈は、当初は誤っていましたので、ご注意ください。




19.5.22 論文式試験の合格基準

2007-05-22 08:51:29 | Weblog
平成19年度論文式試験の合格基準

第1基準
 必須3科目と選択科目の得点合計が、必須3科目の満点合計(400点)と選択科目の満点合計(100点)を加えた総合計(500点)の60%(300点)以上であること。

第2基準
 必須3科目の得点合計が必須3科目の満点合計(400点)の60%(240点)以上であること。

第3基準
 必須科目中及び選択科目に満点の50%未満の科目が1つもないこと。

ケース1
 特実法(120点) 意匠法(60点) 商標法(60点) 選択科目(55点)
 4科目の合計点(295点)が300点以上とならず、第1基準を満たしません。不合格となります。

ケース2
 特実法(120点) 意匠法(55点) 商標法(60点) 選択科目(80点)
 必須3科目の合計点(235点)が240点以上とならず、第2基準を満たしません。不合格となります。
ケース3
 特実法(140点) 意匠法(50点) 商標法(55点) 選択科目(55点)
 4科目の合計点(300点)が300点以上となりますので、第1基準を満たしています。
 必須3科目の合計点(245点)が240点以上となりますので、第2基準を満たしています。
 50点未満の科目は一つもありませんので、第3基準を満たしています。
 このケースは、客観的な評価は、○BAAの評価となりますが、特実法で+20点を獲得していますので、これにより、合格となります。
 
ケース4
 特実法(110点) 意匠法(65点) 商標法(65点) 選択科目(50点)
 4科目の合計点(290点)が300点以上となりませんので、不合格となります。

ケース5
 特実法(110点) 意匠法(65点) 商標法(60点) 選択科目(70点)
 必須3科目の合計点(235点)が240点以上となりませんので、不合格となります。
 
以上のように、特実法の得点が合否に大きな影響を与えます。

19.5.22 論文・特実法の重要なテーマ

2007-05-22 08:44:03 | Weblog
平成19年度論文式試験 
確認しておくべきテーマ

★特許法・実用新案法
1.優先権(パリ条約の優先権と国内優先権)
2.新規性の喪失の例外の適用
3.補正(平成18年改正点)
4.分割(平成18年改正点)
5.実用新案登録に基づく特許出願
6.国内消尽
7.並行輸入
8.均等侵害
9.間接侵害(平成18年改正点)
10.独占的通常実施権
11.損害額の算定
12.共同不法行為
13.無効審判と訂正の請求
14.審決取消訴訟と訂正審判
15.PCT関連(国際出願と優先権、国内移行手続、19条補正、34条補正)
16.実用新案法(補正、訂正、間接侵害、29条の2、29条の3、無効審判)

19.5.21 論文式試験に向けて

2007-05-21 06:03:06 | Weblog
昨日の短答式試験、お疲れさまでした。
次は、論文式試験です。
論文式試験に出題される可能性のある論点については、整理しておくことが大事です。
がんばりましょう。

19.5.20 本日は短答式試験日

2007-05-20 05:21:15 | Weblog
本日は、短答式試験日です。

今まで時間をかけて十分に勉強をしたのだから、今日は、自信をもって合格点をとることができると思います。

短答式試験に合格すると、次は、論文式試験です。
本日の午後から、論文式試験の勉強を開始しましょう。

短答式試験の終了後は、その結果を振り返ることは、ほとんど意味のないことです。
合格したものと推定して、次のことを考えて、前進しましょう。

19.5.19 明日の短答式試験  

2007-05-19 09:10:20 | Weblog
本日のNHKのニュースで、中央大学・後楽園キャンパスは、はしかのため、閉鎖し、立ち入り禁止すると報道されていました。

特許庁HPでは、5/18付けで、中央大学でも予定どおり試験を行うことが掲載されています。

試験会場が中央大学の方は、予定どおりですので、ご注意ください。