麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ハンド&タオル/櫂人vol.3の壱

2017年05月16日 | 制作公演関連
いろいろなものがうつろいゆきます。



僕は肌が弱い。
いわゆるアトピー性皮膚炎ゆえ、
随分と前から素手で体を洗っている。

「欧米か!」と少し前なら
ツッコミが入りそうだが、
新しい「笑い」が次々登場するように
「常識」もまた変化してゆく……。

それが冒頭の平仮名十六文字。
具体的には。
入浴時に、ナイロンタオルで
体を洗うのが勿論最大派閥なのだが、
その割合は七割くらいと思いきや、
半分程度で、まさかの素手派が
25%で堂々の第二位だと!

もう局も番組も忘れたけれど、
そんな数字を目の当たりにして
吃驚仰天したのだ。一年以上前か。

サンプル数がどの程度で
どこの調査かも記憶にないから、
その信憑性も定かではない。
ただ。
昔は圧倒的だったゴシゴシ派が
減っているのは確かなようだ。



都知事はもとより、今や主要国の
トップに女性が就くことは珍しくない。
まだまだ完全な平等には、遠い。
けれども。
(較べてどうなるものではないが)
女性がもっと生きにくかった時代に
立ち上がった「青鞜」の平塚らいてう、
伊藤野枝、さらには女優の松井須磨子、
そして大杉栄、荒畑寒村、辻潤ら
周辺の男たちが繰り広げる物語が
『ブルーストッキングの女たち』。

激動の大正元年から十二年。
演劇の醍醐味。「生」の魅力!
いうなれば。
素手で体を洗うような
ダイレクトな触感の三時間!!
(休憩あり)

今日から、北区の固定稽古場で
六日間、仮の舞台も組んで、
いよいよ怒涛の大詰めに・・・



色々なものが移ろいゆく・・・
『ブルーストッキングの女たち』
2017年5月24日~28日
上野ストアハウス
作/宮本研、演出・美術/篠本賢一

24(水)18時
25(木)14時×
26(金)14時△
26(金)18時
27(土)14時×
28(日)14時×

×完売、残席僅△
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ブルー&ピンク/櫂人vol.3の零

2017年05月15日 | 制作公演関連
楽塾創立20周年公演
『すももももももモモのうち』は
とても面白い舞台であった。

純粋な演劇として楽しめた上に、
シニア劇団に関わる一人として
参考になる点がめっちゃ大きかった。

題名から判る人には判るだろう、
かの世界的名著のひとつ、
ミヒャエル・エンデの『モモ』をベースに
演劇界で長らく異彩を放ち続ける
佃典彦が書き下ろしたもも、
あ、ちがう(>_<)、書き下ろしたもの。

実は公演は終わってずいぶんになる。
5月3日~6日まで座・高円寺2にて。

エンターテインメント色の濃い
クオリティーの高い演劇であった。



さて。
ようやく僕は劇団櫂人に本格合流。
二度ほど稽古に顔を出したが、
もろもろあって御無沙汰していた。
が、本番はもう来週だ(@_@)

楽塾が二十歳を迎えたのに対して、
こちらはまだ六歳。小学校に
入るか入らないかのお年頃。

流山児★事務所の流山児祥が
楽塾を率いるように、櫂人は
遊戯空間の篠本賢一が指導に当たる。

第三回公演は新劇の名作の一編
『ブルーストッキングの女たち』。

じっくり時間を掛けて紡いできて
只今追い込みの真っ最中!

5月24日~28日、上野ストアハウス。
売れ行きは校長で、全6ステージ中
既に3ステが完売(25昼、27昼、28昼)。
26昼も残席僅かである。

てなわけで暫くは、勢いのある
〈シニア劇団・櫂人〉のことを書く。


(演出の篠本を囲む櫂人の面々)

※※※

そうそう『モモ』をピンクと
表するのはおかしいわけだが……(^_^;)
まあ、乗りです。ご勘弁をm(__)m

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ビザールでござ~る発送deびざ~る

2017年05月12日 | 制作公演関連
演劇集団ア・ラ・プラス『ビザール』は
今日も稽古。……役者達は「も」だが、
制作はやっとこさ顔出し二度目。
(^_^;)

その稽古のあたまの時間を戴き、
皆でチラシの発送作業を。

この手の事務的なことは、
事務所や稽古場を持つ劇団なら
稽古の前後、或いはオフに
別途時間を取れるわけだが、
(常勤の制作スタッフがいれば
役者はこの手の仕事はスルー)
「場」を持たない小さなカンパニーは
メンバーが個々「夜なべ」するのが
普通だったりするわけである。

ア・ラ・プラスもメンバーは二人きり。
けれども、昨夏の『かもめ』公演、
それを引っ提げてのベトナム公演
(国際フェスで7冠をゲット)と
苦楽をともにしたキャストが
5人中4人いて、ほぼ家族!
と言えなくもない格好なので、
チラシをある枚数に分ける人、
宛名シールを貼る人みたいに
分担しての「家内制手工業」。



社会の授業に出てきた中でも
何故か妙に覚えている単語。
あぁ懐かしい(#^.^#)
その流れの「マニュファクチャー」
とともに・・・。

「はい、テストに出ま~す」と
先生が黒板を叩いたからだろうか。
はたまた、学校生活全般において、
やたら班で作業させられて
(まぁ思えば、勉強以外の、てか
勉強より寧ろ大切な社会性を
身に付けるためと今は判るけど……)
概ねそれは「家内制手工業的」で
愚痴まじりによく口にしたせいか、
忘れられない者は多いのでは?

と。まるで過去完了として書いた。
が、しかし。
演劇を生業にして幾星霜・・・
未だ「家内制~」で芝居を創っている。

そして、我々演劇人はそれを誇りに!
……まっ、それほど力むことはないな。
ε=ε=┏(・_・)┛

力説する話ではないけれども。
こんな小さなヒトコマが、
芝居に厚みを増したりはするのだ。

昔いた劇団は少々歴史もあって、
上は七十超、下は二十代と
幅広い年齢の劇団員が芝居のこと、
近々のニュースのこと、故郷のこと、
とワイワイガヤガヤやりながら
関係性を深めていったものだ。

さて、呑気な話題に終始した。
けれど『ビザール』の物語自身は
正反対に、とてもシビアだ。
紛争後のセルビアのおはなし。

それは次に詳しく。

※※※

ただ、暫く先にはなります。
何故かは明日以降のブログで
あからさまになるでしょう・・・
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あざみ~ディメンション外伝07

2017年05月11日 | 制作公演関連
大学時代、若気のいたりで
文芸同人誌なぞ出していた。

群馬出身のMが『薊』という
恋愛私小説を書いていた。

※※※

キク科の植物である薊は、
スコットランドの国花でも。
花言葉は「独立」「厳格」など。

さて。
火曜日に閉幕したJ-Theater
『Dimensions Garden Live vol.1』

神保麻奈の朗読にフルートを添えた
『野ばら』。小川未明の代表作で
演奏いただいたのが生明麻衣子さん。

名字は「あざみ」と読む。
珍しいが、パソコンで入力すると
ちゃんと変換候補に挙がった。

偶然だが、野ばらと薊。
花の競演に。

※※※

浅見など「あさみ」と同じ出自
という説もネットでは散見された。
また天武天皇が制定した
「八色の姓(やくさのかばね)」の
第二位・朝臣(あそん)と連関とも。

一位の真人(まひと)は皇族のみに
与えられるもので事実上の最高位。

麻衣子さんの奏でる音色からは
気品が感じられたのはそれ故か。

※※※

名前の話の繋がりで記せば。
神保の現在の戸籍姓は野中。
つまり〈のなかの野ばら〉。

てなわけで。
無事に公演は終わりました。
ご来場戴いた皆様、関係者各位、
改めまして、ありがとうございました。

来月上旬、J-Theaterは
ワークショップを開催。
そして7月には「下北沢音楽祭」参加。

詳しくは、おいおいと。

今回の『Dimensions~』と
宇井孝司『平和交響曲』など
J-Theaterのラインナップの中でも
音楽とコラボレーションした
作品を届ける予定です。

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ほうこうせい~ディメンション外伝06

2017年05月09日 | 制作公演関連
J-Theater at theater711
『Dimensions Garden Live vol.1』
昨日、無事に初日を迎えました。
で。
今日怒涛の昼夕夜の3ステージで
本当に花火のように刹那に、
幕を下ろします。はっや~い。
ε=ε=┏(・_・)┛



さて。小林拓生のユニットが
変動期にあると昨日書いた。
果たして「J-Theater」は何処へ、と。
・・・その後編です。

《3.11以降の日本における演劇として
近現代の作家達の言葉に耳を傾け、
今一度足元を見つめ直す》
というコンセプトに立脚して
活動を続けてきた中で、実際
三島由紀夫、太宰治、藤沢周平らに
積極的に挑んできたのだが、
最近はそれらをただ上演せず
音楽~それもクラシックでなく
ラップなど新しいサウンド~
との融合に心砕いている面が強い。
賛否両論のリアクションを戴きながら。
(^_^;)

今回はさらに半歩、音楽に重心移動。
これまでもダンスは重要視していたが、
『Dimensions~』では演者に
パフォーマーを招聘し、身体性へ
さらに触手を伸ばしたかたちだ。

つまり、そういう方向性である。
或いはまた。
そういう芳香性に向かっている、
と言うこともできるかもしれない。

具体的にいえば。
これまでも下北沢の本多劇場グループで
上演することが多かったけれど、
7月、ついに「下北沢音楽祭」に参加する。
2月の歴史ある「下北沢演劇祭」
じゃなく〈music festival〉にである!

とか書いているうち、迫る13時の回。
準備、準備。


これは初日乾杯の一景。
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変動期~ディメンション外伝05

2017年05月08日 | 制作公演関連
2017年ゴールデンウィーク。

全国的に良い天気に恵まれ、
特に関東は「土曜の夕方以降
雨が心配される以外は好天」
との予報だったが、外れて
5月6日は結局晴れた一日に。

かわりに昨日の浅い夜に
ザッと降ったところが少し。

とにもかくにも。
GWは「一般的」には終わったが、
J-Theaterの祝祭はいよいよだ。

『Dimensions Garden Live vol.1』

皆が疲れた体を引きずるように
日常に戻っていく月曜と火曜、
演劇と音楽の融合を届けます。
それって、考えようによっちゃ
無謀な試みと言えなくもない。

ただ思えば、、、
「無茶」ばかりしているのが
小林拓生のユニット「J-Theater」だ。

マチネとソワレという呼び名で
随分と定着した昼と夜の二回、
あるいはどちらか一回が普通の
打ち日を無視した一日三回公演や
集客の見込める土日を外す日程など
馴れてきている自分が怖い。


出演する役者も、若手が圧倒的。
小林が講師を務めていることに起因する。
で。
学生スポーツが三年(大学は四年)で
プレイヤーが入れ替わるように、
J-Theaterもそろそろ節目だろうか。

弊ブログ4/28付に書いた〈三人娘〉も
それぞれに孵化をする時節である。
私が制作で関わり始めた2014年以来、
細かな変動は勿論あったけれど。



今日からの『Dimensions~』は
中央区の勝どきでの稽古が多かった。
私は月島駅から歩くのだが、
その商店街のランドマーク的な
個性的な交番が、上の写真である。

「もんじゃ」による町おこしに
見事に功し、通りは整備され、
発展し、尚も変貌を続ける月島。




新たなビルがさらに建つようで、
その間の仮店舗の案内が、工事現場の
フェンスに貼られていたりする。

話がそれた。
J-Theaterも変動の時期なのだ。
その一本目では、と個人的に思う。

詳しくは06で。
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人のいない都心~ディメンション外伝04

2017年05月07日 | 制作公演関連
地下鉄も在来線もがら空きのGW。
勿論時間にもよる。
都心から全国各地(はたまた海外)に
遊びに出る者が沢山いる一方、
世界中から首都圏に押し寄せている
彼ら彼女らも電車には乗る。

まぁそこは掘り下げる必要はない。



そんな黄金週間の終盤「こどもの日」
僕は初めて全体を通して見た。

稽古場はスケジューリングして
粛々と進んでいるが、その現場に
制作としてベタに付いていない。
こちらはこちら都合で顔を出す。
必然的に、やたら見る場面と
全然見ないシーンができてしまう。
J-Theaterに限ったことではないが。

そう。
いよいよ明日、月曜開幕となる
『Dimensions Garden Live vol.1』
(構成・演出/小林拓生、
音楽監督/小森広翔、
於/シアター711)
において具体的に言うなら、
芥川の『白』をついに見た。

澄江堂主人(ちょうこうどうしゅじん)
のものした児童文学作品。
白、という名の通り、白い犬の
数奇な運命を描いた短編で、
ファンタジーの色合いのある
〈泣ける作品〉である。
蛇足ながら、澄江堂~は芥川の号。

泣ける、で言えば小川未明の
『野ばら』も大いに涙する物語だ。
こちらは児童文学の金字塔的一編。

ゴールデンウィークを楽しんだ後に
少し違った味を口にするのも一興。
てか。
五月五日に児童向けに書かれた
(けれども十分に大人の鑑賞に足る)
作品に、私自身が触れられたのは
なかなか貴重な一日とも言えた。

なお詳しいラインナップはこちら。
➡http://j-theater.jugem.jp/


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バッテリーと曲者~ディメンション外伝03

2017年05月05日 | 制作公演関連
今年の春のセンバツ。
地区大会では後塵を拝した
大阪桐蔭が履正社に雪辱。
ありそうでなかった史上初の
〈大阪勢決勝〉を制してから
一ヶ月と少し経つが・・・
大会直前レギュラー捕手が骨折、
かわって主将が背番号3のまま
マスクをかぶったことが印象深い。

色とりどりの四人の投手陣との
バッテリー力が紫紺旗を掌中にする
大きなポイントであった。

さて。
今日含め残された稽古は3日の
J-Theater『Dimensions Garden Live vol1』



小川未明、宮沢賢治の代表作と
芥川龍之介、太宰治の隠れた名作を
朗読と語り芝居で構成し(※)
オリジナル曲を取り込んだ
ショー的要素の高い公演である。

若手女優たちと中堅男優、
さらにパフォーマーという
賑やかな出演陣を牽引するのが、
ベテランの神保麻奈と篠﨑旗江。

先月半ばに終演したばかりの「班女」、
昨夏に山梨、その年末には東京で
好評を博した「卒塔婆小町」など、
J-Theaterで主役を張ることの多い神保は、
ブロデュース・システムを敷く
このカンパニーにおいては、
勿論所属ではないが「大黒柱」として
座組を引っ張っている存在だ。

いぶし銀の篠﨑もまた、
J-Theaterレギュラーの一人。
今回は『赤い蝋燭と人魚』で
大役も担うが、その安定感は、
「扇の要」と表されることの多い
捕手のごとく座をまとめている。

一方、初参戦の伊藤大輔。
検索すると、カーレーサーや
「時代劇の父」と冠された映画監督、
さらには写真家などもヒットするが、
パフォーマンスユニット「to R mansion」
の一員でもある伊藤は、コミカルで
キレのある身体表現を得意とし、
映画『20世紀少年~最終章』や
ドラマ『下北サンデーズ』ほか
商業劇場の大舞台も多数踏む
役者の顔も持っている。

今回は作品冒頭でインパクトのある
パフォーマンスを披露。

そんな総勢14人にフルート奏者の
生明麻衣子さんを迎える舞台の、
チケットはこちらにて。
info.jtheater@gmail.com




(※)芥川の一編は実は有名な作品。
ただ文章の流れがまどろっこしくなる為
事実と異なる内容になったことを
この場で訂正しお詫びいたします。


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ビザールでござ~る顔合わせdeびざ~る

2017年05月04日 | 制作公演関連
まもなく開幕のJ-Theaterが8~9日。
24~28日は劇団櫂人の公演、
のあいだ、16日には月一の
変則ロングラン公演『ROSE』と
今月は三公演に携わる。

そして演劇集団ア・ラ・プラス
『ビザール』(シアター風姿花伝)
が6月29日~7月3日に待ち受ける。



既に稽古は始まっているが、
さる5月1日、ちょうど区切りも良く、
都合のつくスタッフを含めた
顔合わせで、また一つギアを上げた。

たった5人の俳優が、15役を演じ、
3つの愛を謳うセルビアの芝居だ。

セルビアとは、ベオグラードを
首都とするバルカン半島の国。
2006年に誕生した・・・誕生?
セルビア・モンテネグロが解体した
旧ユーゴスラビアである。
閑話休題。

ア・ラ・プラスにはvol.12の
『バルカンのスパイ』からの参加。
前作『かもめ』、そのベトナム公演と
制作に付かせていただいている。

『バルカン~』も海外で上演していて、
作者の母国セルビアで現地演劇人と
深い交流を持った際に推薦された、
それが『ビザール』だと言う。

稽古は始まってずいぶんになるが、
実はまだキャストアウトしていない。
GW明けに、と顔合わせで主宰。

1日に少し稽古も見たが、
戯曲をベースに、だが細かな台詞に
捕らわれない自由な演技~
所謂エチュードの一環~の中から
「作品」の本質に迫ろうとする試み。
それが続いているはずだ。

前作『かもめ』から4人が出演。
プロデュースシステムを敷くが
ほぼほぼ劇団の匂いすらする……。

さすがに連休中はお尻に火の、
J-Theaterに注力せざるを得ない。
なんたって、まだ二ヶ月ほどある。

取り急ぎの第一報!
次の『ビザール』報は来月かしら。
(^_^;)

そうそう。上の階には児童館、
隣は公園という立地のせいで、
小さなファンが覗いていた。
覗くといっても、昔の病院等で
よく見かけた厚手のガラス製の
正方形を積みかさねたような、
あの壁が用いられているから、
中の我々の様子は解らないだろうが。

さて、千秋楽迄どれだけの目に
この舞台を届けられるだろう、、、。
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ピザとお湯割り

2017年05月01日 | 身辺雑記
前回のブログで「プチ同窓会」を
生まれた年のことを交ぜ込んで
俯瞰的に書いてみた。

チェーンの居酒屋に各自のペースで
おいおい集まる飲み会であった。

まぁそれはいいのだが。
ピザとか唐揚げ等、よわい五十が
頼むオーダーじゃねーだろうと、
芋のお湯割りを呑みながら思った。

はてさて、嗜好は変わるもの。
あれだけ好きだったキャラメルを
今はとんと食べなくなった。
ただ一方で。
本当は欲っしているのに店先では
つい躊躇したりする変わらぬ好物も
人それぞれあるのやも知れない。

或いはまた。
言うても会社などで上の立場になり、
軽々にポテトフライとは言えず、
つい、山芋の千切りなんぞ注文し、
「さっすが部長、渋~い」などと
短大出の新人に肩など叩かれ、
ピザなどとは口が裂けても言えない。
で。
十年ぶりの幼馴染みの前では
そーゆー拘束もなく自由に・・・
という事だったのやも。

さらには、もっと少し高度に。
チェーンの居酒屋で刺身はない。
この手の店ではジャンクに限る。
そうゆう戦略があったのか?

勿論、今や企業努力は凄いので
チェーンだからと侮っちゃいかん。
そんな考えもあったのかもな?
という推量です、念のため(^_^;)

さて。
前回はまた、地元定着率についても。

我が愛しの町は急行も停まらない
栄えてはいない所だけれど、
まだ緑も多く、でありながら
都心へのアクセスも良い。加えて、
長い時間を費やして親しくなった
友人知人が沢山あるのだから、
一度離れたが戻ったものと、
ずっと住み続けけたものを足した
「柿生住んでる率」が高いのは、
まぁ不思議ではないのだ。

そもそも。1960年頃から開発が進んだ
「昭和の団地」や木造の一軒屋など
マイホーム組が多かったから、
古くなった一軒屋は鉄筋の二世帯に。
団地のローンはとうに払い終えて、
そこは貸して別の号棟の二物件を
ぶち抜いて変則二世帯にして
住んでいたりするのである。

ああ、安住の地\(^^)/

何時か僕も何処かに落ち着けるのか。
そこでゆっくりお湯割りを啜れるのか。
ボテトチップを肴に・・・
( ̄□ ̄;)
ぽ、ぼてちか~い!(ー_ー;)
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