敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

三洋よ、永遠なれ(後半)

2012年03月20日 | スポーツ
僕はまるで知らなかったけど。
松下幸之助の義弟が創業したのが
三洋電機らしく・・・
だから2011年の完全子会社化。
ブランド名の「パナソニック」への
統一は違和感がないとも言える。

前編で書いたように
ラグビー部もパナソニックへ。

また、かつてオグシオを擁した
バドミントン部も同様。

ちなみに現在も全日本シングルスで
優勝5回(04,06,08~10/三連覇)の
広瀬栄理子や、同タイトル07年女王の
今別府香里らが所属する名門だ。

バレーボール好きの僕的には
かつて日本リーグで活躍した
女子チームの印象も強い。
当時は日立とユニチカの二強時代だったが
前田悦智子が全日本にいて、
モントリオール五輪・金メダルに貢献。

セッター松田、エース白井(ともに日立)
まだ若い横山樹里(ユニチカ)がベンチ
という豪華メンバーで、予選から決勝まで
失セット0の貫禄の優勝だった。

  

古い話はともかく。
プレーする選手、応援してきたファン
ともに複雑な気持ちなのは確かだ。
個人を、或いは「チーム名」じゃなく
「チームそのもの」を
愛し続けるとは思うが・・・。

いずれにしろ。
ラグビー部、バドミントン部の
今後も変わらぬ活躍に期待したい。
「三洋魂」を胸に刻んで・・・。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三洋よ、永遠なれ(前半)

2012年03月19日 | スポーツ
昨日、テレビをつけたら
ラグビー日本選手権の
決勝が映し出された。

サントリー対パナソニック

ともに日本を代表する
「大企業」同士の闘い
なのだが、なんだか違和感が。。。
そうだ、本来なら
サントリー対三洋である。

ここ数年、国内のラグビー界を
サントリーサンゴリアスと
三洋ワイルドナイツがリードしてきた。

07年=優勝三洋・準優勝サントリー
08年=優勝三洋・準優勝サントリー
09年=優勝三洋・準優勝トヨタ
10年=優勝サントリー・準優勝三洋

以上、社会人と大学がトーナメントで
日本一を争う「日本選手権」の
ここ数年の結果だ。

ちなみに年間を通して戦うリーグ戦
「トップリーグ」でも
第五回=1サントリー、2三洋
第六回=2三洋、3サントリー
第七回=2三洋、3サントリー
第八回=1三洋、2サントリー
(算用数字は順位)
と、常に上位に両者の姿があった。

で今シーズン(2011-12)は
リーグ(第九回)をサントリーが制し、
三洋・・・改めパナソニックが2位。

昨日の頂上決戦
サンゴリアスが逃げ切って二冠。
ワイルドナイツは「パナ元年」の
シーズンを無冠で終わった。

偶然だけれど、同日(3/18)
バレーボール男子のプレミアリーグ
セミファイナルでも両チームが戦った。

サントリーサンバーズ対
パナソニックパンサーズ。
こちらはパナソニックが3-1で勝利。

ややこしいが。
パンサーズは元々「松下系」。

【ハーフタイム
後半につづく。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寿司とカバブとラーメン

2012年03月17日 | 制作公演関連


「板前寿司」六本木店でたらふく食った。



昨夜は、東京タワーが
「嵐カラー」に色づく日とかで
いつもとは違うタワーを眺めつつ
入店

その道すがら。
ケバブの店がやたら増えてたのに
感心した。
移動販売から間口の狭い店へ…
肉を回転させながら焼き、
削ぎ落としたのを食す
トルコ(及び周辺諸国)料理。
正しくは「ドネルケバブ」が、
随分市民権を得たということか。

その意味でいえば。
板前寿司は、アジアで成功して
日本に逆輸入された「お寿司屋さん」。



そんな「板前寿司ジャパン」の
HPを拝見したら、関連企業に
「重光産業」の名前が・・・。

熊本ラーメン「味千」で、
国内102店舗を展開。
驚くのは、海外725店という数。
まさに「世界のラーメン」

ワールドワイドな2社が
どんな関連なのかは不明。

明らかなのは。
安くて旨かったこと。
って、ご馳走になったので
安いとか言えないのだが
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野球部員、舞台に立つ

2012年03月16日 | 鑑賞
今年のセンバツも間もなく。

    

選手宣誓を石巻工主将が
くじで引き当てるという
ドラマが開幕前から起きました。

    

さて、昨夜観劇したのは、
男子部員が少ない演劇部と
メンタルトレーニングに
演劇が向いていると目論んだ
野球部、双方の思惑もあって、
本当にあった話が下敷きの
『野球部員、舞台に立つ!』。



今はそうでもないが・・・
僕の小さい頃は「野球」に「才能」が
集結していた時代で。
陸上部より足の速いのはザラだし、
バスケやバレーをやらせても
「本職?」より上手い野球部が沢山いた。
文化祭に登場するバンドのギターや
ボーカルでキャーキャー言われるのも
また野球部だった。
それが当世ではサッカーかも。



芝居の話に戻ります。
青年劇場らしい舞台でした。
決して華やかではなく、泥臭くもなく
うまい言葉が見当たらないけれど
「青年劇場らしい」清清しい舞台。

紀伊国屋ホールで、たった九人の出演者。
しかも、三人が初舞台。
2014年に創立50周年を迎える
層の厚い劇団にしては思い切った演目で、
かつキャスティング。

そして、役者たち全員が
それに応えて余りある好演であった。
特にケンタ役の山田秀人の
将来性に期待したい。

恐らくは野球部員
(シンヤ、ケンタ、ジュンペイ)、
演劇部員(アユミ、カナ)らを
若手が次々経験していき、作品ともども
劇団の財産になっていくことだろう。



芝居とは関係ないのだが。
演劇部OB原田先輩が
シーンごとにTシャツをかえて出てくる。
その中にキリンのがあって、
それが気になって仕方なかった。

青年劇場第105回公演
原作/竹島由美子
脚本・演出/福山啓子
2012年3月14日~18日
紀伊国屋ホール
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『アンネの日記』の、その後

2012年03月15日 | 制作公演関連
昨日は、青年劇場に折り込み
(『天国への二枚の切符』)。

その後、ワンズ・スタジオ。
『空の記憶』の稽古場へ・・・。

6月にスタジオAR(松陰神社前)で
上演する「演劇集団・阿吽」の
チラシ打ち合わせ。

桑津透さんの素敵なデザインが
上がってきた。

『空~』は青陶社から2009年
発行されている『アンネの日記』
以後の彼女の足跡を追った物語だ。

北ドイツのベルゲン・ベルゼン。
アンネが亡くなった収容所のあった場所。
そこで時空を越えた父娘の語らいが
繰り広げられる。

北海道と静岡のアマチュア劇団が上演。
今回初めてプロによる公演となる。

作/浜祥子、演出/辰巳次郎
出演/側見民雄、熊谷ニーナ、
宮地牧子、蓮池龍三
2012年6月20日~24日。
詳しくは機会を改めて・・・。



来月、『アンネの追憶』という
映画が公開される。

誰もが知りたかった『アンネの日記』の
壮絶な最終章がここにはある。

というキャッチコピーの
アルベルト・ネグリン監督作品。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さぷらいず

2012年03月13日 | 身辺雑記
昨夜22:01に、白岩氏から電話があり
「今から30分位時間ありますか?」と。

     

稽古場やら本番中に出演者
(またはスタッフ)の誕生日があると
「サプライズ」が敢行されることが
最近多いようだ。

演出家が急に怒り出したり
あるいは劇場トラブルが起きたり、
その時々の進行が一度ストップし、
さらに照明が落ちて、ケーキの登場。

大変良いことなんだけど……
少々定番化の域に達して、
企画力が試されるところだ。

また当人は、それがベタであっても
本番の演技以上のリアリティで
喜ばなくてはいけないので大変だ

        

本題に戻ります。白岩氏は、
「グルッポ・テアトロ」の主宰である。
次回公演の相談かと。
或いは、たまたま池袋に来たから
軽く飲みましょう程度の誘いか……。

待ち合わせ場所に行くと、
見た事のない美しい人が隣に立っていて、
おいおい彼女いたのかよ
と内心思いながら近づいた。

「近藤さん」

へえ、そういう苗字なんだ
とは言えないから
「あ、どうも、初めまして」と。

ニヤニヤしながら白岩氏は
「フェースブックの」と続ける。


北海道を拠点に活動するバレリーナで
この3.10~11、東京のスペースゼロでの
公演のため上京されていた近藤文子さん。

フェースブック初心者の僕は、
FB以前から知っている人にしか
友達申請していないのだが、
唯一、白岩氏への書き込みに興味をもって
「友達」になった方で、
もちろん会うのは初めてだ。

サプライズを仕掛けた白岩氏自身も
10日は公演を客席から見るだけで、
昨夜初めて会ったのだという。
そのお裾分けの、サプライズだった。

嗚呼、吃驚仰天した
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栄村も忘れてはいけない。

2012年03月12日 | 身辺雑記
山手線
ドア際に凭れて立っていた
六十がらみの男性がドスンと
勢い良く倒れた。
夜22時のこと。

     

今日は、昼過ぎに
Pカンパニーへの折込を終え、
(池袋のシアターグリーンにて)
『天国への二枚の切符』の稽古場へ。
(経堂・綜合舞台)
5時少し前に終了。

7時半開演の芝居が梅ヶ丘BOX。
ちょいと時間があるので二駅歩き、
本屋さんで雑誌を買って、
マックで読み開場を待った。

世の中と演劇する
オフィスプロジェクトM
(世の中~Mまでが劇団名です)
の『立入禁止区域のラーメン屋』
(作演出/丸尾聡)

タイトルから解るように
一年前の未曾有の国難に関連した物語。

赤いダッフルコートの少女が
縦糸の一つの物語ながら
7つのsceneからなる
オムニバス的な色彩の強い舞台でした。

幻想的なタッチが多く、
カウボーイのような荒くれ男も登場。
その彼が、舞台上で真後ろに
ドタンと倒れた。
瓶から酒をラッパ呑みした後に。

      

恐らく山手線の男性も
しこたまアルコールが入っていたのだろう。

3.12.
東北が大きく揺れた翌日。
中越と長野北部を激震が襲って一年。

前を向いていこう。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年03月11日 | 制作公演関連
3月10日、経堂のスタジオ。
フランス演劇クレアシオン
『天国への二枚の切符』再演の
稽古初日でございました。

昨年4月、震災直後の公演で
観劇できなかった方も多く、
早々に再演が決まっていた。
出演者五人のうち二人新顔の
座組での読み合わせ。

実力のある俳優ばかりで
初日から高いレベルの台詞の応酬。
一度通して読んで、その後
テキストレジの確認をして終了となった。

4月の本番に向けて、
豪華客船で航海に出るような
安心感を抱いた初日となった。

さて。稽古を終えて俳優陣が去り
制作二名と演出助手で今後の
稽古進行など打ち合わせている所へ
スタジオの管理をしている
「綜合舞台」の担当者が挨拶にいらした。


ん? 見覚えのある顔・・・
なんと寺田航くんだった。

劇団東演第114回公演
『そして、あなたに逢えた』
(作/近石綏子、演出/福田善之
於/紀伊國屋サザンシアター)
に当時、桐朋学園の学生だった彼が
客演したのは2000年11月のこと。

・・・もう12年経つのか。

電話で何度か話したが、お互いまるで
気づいていなかった。

というか、名刺をいただくと
「本社執行役員」とある。
航くんとか言ってる場合じゃない。

前述したとおり、作品そのものの
仕上がりも楽しみだが、
経堂に通う、また別の楽しみができた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぬ企画その10始動

2012年03月09日 | 制作公演関連
昨夜は22時半スタートの打ち合わせ。
打ち合わせというか演出依頼の確認に
同席した。

しはかたしなの主宰
(と言っても彼一人の演劇ユニット)
の「ぬ企画」が2006年以来の上演に向け
動きはじめている。
公演は11月を予定。

このように企画の立ち上がりから
制作で加われるのは嬉しい。

実は先月、下打ち合わせを一度して
その時は演出を誰にしようかという
話だった。
僕は格段何をしたわけでもなく、
彼がプランを語るのを
「へえ」とか「じゃ、こうなるね」とか
合いの手を入れながら
ホッピーを飲んでいただけ。



放課後の教室や帰り道の公園で
同級生の恋の相談に乗るのに似てる。
相談する側は僕に答えを望むのでなく
吐き出すことで己の想いを確認する、
あれと・・・。

彼は、複数の候補と連絡を取り、
一人に絞り込んで、最終決定すべく
昨夜の席を設けた。

1993年のその1からその6(97年)まで
がっつり制作で関わってきて、
7~9も客席から見ているけれど
今までは彼自身が演出してきていて、
その10で初めて外部演出を立てる。

受ける側も、初の劇団外演出とのこと。
どんな化学反応が起きるか楽しみだ。

で結局。
演出と彼の所属する劇団代表、
しはかたと僕の四人だったのだが、
僕はやっぱりホッピーをただ飲んでいた。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間違い電話

2012年03月08日 | 制作公演関連
よく間違い電話が掛かってきます。
日本で三番目に多い「高橋」って
苗字な上に。
最近は皆、携帯に登録してるのを
ポチッとそれが一列誤って
僕にbururururu…♪
(バイブの振動音のイメージ)

いよいよ10日に稽古初日の
『天国への二枚の切符』では
制作の僕のほかに演出助手さんも
「高橋」で、今夜、打ち合わせの
「ぬ企画」主宰も「高橋」。
本当に多いですからね。

勿論番号の押し間違えもあるけれど
さっきのはレアケースでした。

「はい、高橋です」
「あ、シーコムの桜井です。
ごめん、横川さんに掛けたつもりで。
…いや……この前はどうも。
また何かあったらお願いします」
「は~い(笑)」

東演で検索したのか?桜井さん。
もう辞めてぼちぼち三年経つので
【高橋(東演)】って登録だったら
【高橋(テアトルシアター)】に変更してね

かくいう僕も、前夜に観た
『どん底』の感想を書いてたところへ
余り鳴らない家の電話がベルが鳴り
思わず「はい、東演です」と出て、
かみさんに笑われたのだけれど

※シーコム=大道具製作会社
※横川=東演制作部長。元上司。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする