麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

爽快な総会

2018年09月01日 | 身辺雑記
生まれて初めての「総会」は、
中一の「生徒総会」だったと思う。

小学校時代は朝礼や全校集会。
それが、矢鱈画数の多い「総」を纏い、
加えて当時(昭和50年代半ば)は
「総会屋」がバリ元気な頃で、
いたいけな13歳は緊張の面持ちで
体育座りをしていたのだった

僅か二年後、書記長として
まさか壇上で総会を進行する議長団の
末席に座ることになるとは……。
ただ。
ちょいと高い所から見る風景は
なかなか壮観なのである。

人によっては、偉くなった気になり、
その高揚感にハマったりするかも。
例えば、政治家を志したり。
或いは、簡単な伸身の一回半捻りで
世界四番になった純情な少女から
熱血指導者へ転身した頃は
体操の強化にピュアに邁進していた
・・・はずなのに、体育館の高みから
見下ろす感覚に知らず知らず……

あれれ、何の話???
そう「あの風景」は、そんな魔力を持つ。



初めて日本新劇製作者協会の
「総会」に出席したのは、
もう15年以上前になるだろうか。

テレビや新聞で見聞きする
著名劇団を切り盛りする製作者が
勢揃いした空間で、いたいけな
30才半ばの「なんちゃって制作」は
緊張の面持ちで出来るだけ隅の
パイプ椅子に座るしかなかった。

当時は「新劇」が今より少し
活気の中に居たのである……。

それから何年か経ち、たまさか
理事末席に加わったのだけれど、
ちょうど世代交替の時期に、
ちょうど若手から中堅に差し掛かる
お調子者軍団の一人だったから。
そう。
97年、主に新劇の若手でたむろした
「任意団体」のコアメンバーが
気づけば現理事の半数を占めている。

そんなこんなの製作協の総会。
本日、淀橋会館にて。

今年は理事の改選はない。
個人的にはそろそろ次世代に
席を空けないとな~と思っている。

多くの理事が所属劇団の要職にあり、
協会の仕事と兼務している。
そーゆー重石が必要なのは勿の論だが、
フットワークの軽い若い世代も
絶対に必要なのである。

てゆーか。
元々「若手制作人会議(仮)」の
阿呆どもを理事にしたのも、
ダイナモとして機能させる意味
……だったのだけれど、気づけば
僕以外は、制作部長を務める年頃。

さらに別の団体(劇団協議会、
児演協などなど)でも活躍し、
みな忙しそーなのだ、僕を除けば。

兎にも角にも、血流はよくしないと
人の体も組織も、健康ではいられない。
本人にその気はなくても「高圧的」に
なっちまったりするもんな~。



ついついスポーツの協会に
目が行くけれど、スルガ銀行や
埼玉縣信金など金融業の無茶苦茶は
次元が、悪い意味で格段に上だ

さて、今年も残すは四ヶ月。
沖縄県知事選や新潟市長選、
それから自民党の総裁選なども
しっかりウォッチしなきゃです。
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