麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

Die Männer_08~ドレス

2021年03月02日 | 俳優座

三月になった。

東京は雨が降ったりやんだりで

今日二日は冷え込んだけれど……

『雪の中の三人』の作者・ケストナーの国

ドイツのmärzの平均気温は

8~1度だそうで、もっと寒い。

地球の歩き方のHPを参照したら、

今日のベルリンは最高気温が11度、

最低気温-1度とのこと。

 

そんな三月二日は、日本における

ドイツ文学研究の第一人者高橋健二氏

(1902-1998年)の忌日である。

特にエーリッヒ・ケストナー作品の

翻訳や評伝が多い氏名の享年は95歳。

 

『雪~』は衣裳合わせに長い時間を割いた。

 

 

ちなみに。『三文オペラ』の音楽で知られる

クルト・ワイルは1900年の今日が誕生日。

『三文~』の作者はベルトルト・ブレヒト。

二人はナチスの迫害を逃れ亡命したけれど、

ケストナーはドイツを離れなかった……。

 

彼自身が安泰であったのではなく、

むしろケストナー作品は焚書となり、

別の名前でスイスから出版するしかなく、

それが『雪~』である。

 

明日はオフ。

一枚目の写真は、俳優座劇場のラックに

『雪~』と並んだP-カンパニー公演

『花樟の女』のチラシである。

弊団の千賀功嗣が客演させていただいている。

 

 

上は、俳優座の前回公演『正義の人びと』より。

そして『花樟~』は『正義~』で演出を務めた

小笠原響による舞台でもある。

明日3月3日が初日。7日まで座・高円寺1で。

7ステージ完売と聞いたが、さて……。

 

と他所の宣伝はこれくらいにして。

最後に衣裳合わせの一場面。

インパクト(電動工具)越しに撮ってみた。

 

 


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