麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

職業選択の自由アハハーン

2018年08月29日 | 身辺雑記
とある県の高校教諭が七年に及ぶ
盗撮が露見して免職になったと報道。


まずは教育界から退場となり、
一安心だけれども、その男の年齢が
三〇歳だと知り、少し頭がクラッと。
恐らくは、新卒採用以来ずっーと
その趣味を続けてきたという訳だ。
やる方も悪いが、見つからないもの?

採用試験にはじまり、チェックの場は
あるわけだけれど「女生徒見ると
ついスマホに手が行って、その~
なんとゆうか……」とニヤニヤしつつ
やり口を吐露するわけはない。

我々演劇人は「河原乞食」と呼ばれ、
一癖二癖ある御仁が多い業界である。
一方、昔は「聖職」とされた教育界も
なかなかどうして、魑魅魍魎が
跋扈する所だと、現場から漏れ聞く。

先にフォローしておけば。
その多くは、一所懸命で立派な
「先生」だということだ。
一握りの者の「犯罪」が職業柄
大きく取り上げられ件数以上に
インパクトを残す

今回もそうなのだけれど……。
宝くじが当たるのは嬉しいが
たまさか「一握り」に当たった
生徒はたまったもんじゃない。

もう少し突っ込んで書けば。
ドラマに出てくるような悪者って
(そうゆうの減りはしましたが)
まずいないわけです、実際は。

授業がめっちゃ解りやすい、とか
目立たない生徒に気を配れる、とか
評価される面も持ちながら、
「そこ」だけ猛烈に駄目な人だった
という可能性「も」なくはない。
勿論、だからといって彼の行為が
正当化や情状酌量されたりはしない。

要は、ただでさえ忙しい現場で
「一握り」を洗い出すのは難しい。

説明が遅くなったが。
〈職業選択の自由アハハーン〉は、
学生援護会の転職情報誌
「サリダ」のコマーシャルで
仙道敦子が口ずさんだ曲である。

それにしても。
あの頃の仙道さんの美しさは
他と一線を画した「独特の美」だった。

今年、突如女優復帰!
話題作『この世界の片隅に』に
出演しているらしいがまだ未観。

閑話休題。

憲法第22条で職業選択の自由を
我々は保障されているわけだが、
教師という「人気職種」には
なりたくてもホイホイなれる
というものではない。

その倍率ゆえ優秀な方々が採用!
と、信じているわけだけれど……。

本文中段で「露見の衝撃」と記した。
これもきっと少数とは思いたいが、
インパクトを恐れて「内々に」って
ことも、なくはないようだ。
嗚呼。

信じるしかないのか?
或いは、もっと開かれた学舎を
みんなで作っていく法もあるのか。



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