麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

恋森07、その魅惑の配役は(1)

2007年03月09日 | 東演
 『マーヴィンの部屋』を終えて、一週間のオフを楽しんだ東演演技陣は、昨日からダンスレッスンに突入

 今回の『恋でいっぱいの森』への配役の如何を問わず、劇団一丸で臨んでいますが、やはりキャストについて、気になる読者は多いと存じます。
 初演は創立45周年に向け座内の熱が高まる中、まさにフルキャスト~上は創立の70歳代から入団間もない準劇団員まで~で臨んだ。
 6年ぶりの再演となる今回は、シェイクスピアの喜劇群が持つ、本来のスピード感を生かすべく、若手を中心の座組になった。

 『夏の夜の夢』『から騒ぎ』『お気に召すまま』・・・3つのお話しをゴチャマゼにした『恋森』、その糸を手繰り緩める進行役は3人。
 まずは森の王オーベロンに能登剛。初演は劇団長老の笹山栄一と小池孝次(故人)がWで務めていた重要なポジション。腰越夏水の演じた女帝・タイテーニアには、前回、娘役ヘレナを演じた小池友理香がシフト。若手から中堅へ。劇団内でも座をリードする位置に移行する時期だが、まずはこの作品で。
 久瀬新子(退団)、福田雅美のWだった悪戯な妖精・パックに酒田真弓。日本舞踊の名取でもある彼女が、どんなダイナモぶりを発揮するか楽しみだ。
 以上3人が“物語の森”の中に神出鬼没に現れて消えます。

 で。物語の先陣を切るのは『夏の夜の夢』の若い恋人たち。
 ハーミア=藤田幹子(故人)→笹村香苗、ヘレナ=小池友理香→宮沢磨由(客演)、ライサンダー=吉川博史(客演)→姶良勇一、ディミートリアス=寺本匡利(退団)→橘憲一郎(客演)という編成。 笹村が2年目、姶良が3根年目に入るが、それぞれキャリアのある客演を向こうに回して更なる飛躍をして欲しいところだ。

 2に続く 

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