ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

出会い

2010-01-24 14:36:28 | つぶやき
昨夜、久しぶりに古い友人と再会を果たした。彼女とは今から18年前、
1992年にオーストラリアのシドニーで出会ったのが最初である。

最後に会ったのは1997年くらいだったので、実に13年ぶりである。

お互いの近況や思い出話に花が咲き、気づくと、深夜12時を回っていた。
現在、彼女は大手企業でバリバリ働く、キャリアウーマンである。理系
である彼女の仕事に対する姿勢は、いわゆる腰掛事務職の女性社員
のそれとは異なり、まさに男性並みだ。いや、そのへんの会社員よりも、
ひとつ頭が抜きん出ているといっても良いくらい志しが高い。

仕事のできる女性と言うのは、本来、このような人のことを言うのだろう。
常にのんべんたらりの私には、ちと頭の痛い話しであった。

それでも、彼女曰く、「女性一人、社会を渡っていくのは、男性より
ずっと大変なんだよ…」との言葉がとても印象に残った。
常にステップアップの転職を成功させ、一見順調に見える彼女にもきっと
いろいろと大変なことがあったのだろうな、と察した。

元来、私の友人、知人の多くは、彼女のようなハードワーカーはとても
少ない。「お互い、日本にいたら絶対、出会っていないだろうね」という
のがお互いの共通認識である。

1998年をピークに日本の若者の留学、遊学、そしてバックパッカー人口
が減少傾向にあるのだそうだ。つまり、海外に出て行く若者が減っている
のだ。パソコンの普及で世界中の情報が安易に得られることにより、何で
も頭の中で理解したつもりになり、好奇心が磨耗してしまったからだろう
か。

本当の理由はわからない。しかし、日本に居たら気づかなかった、外国へ
行ったからこそ出会えた、などの行かなければ知ることがなかった様々な
出会いが、必ずひとつやふたつあるのだ。暴行や殺されさえしなければ、
騙され、ボラれ、盗られといったことも含めて、無事に帰ってさえこれれば
何かしらの収穫はあるだろう。

まずは、行動あるのみ…である。












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