ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

平均寿命29歳の国

2007-07-27 13:29:13 | 時事(海外)
日本人の平均寿命が、またまた伸びたらしい。

女性に限っては世界1位で、なんと85,81歳だという。ちなみに
日本人女性は、22年連続で世界1位だそうである。
「長生きはしたくない」と一部では言われる一方で、見方を変えれば
皮肉な結果でもある。

男性の方はというと、ちょうど79歳でこちらは世界第2位、男性の1位は
アイスランドで79,5歳だという。1位と対して変わらないではないか?

しかしびっくりするのは、下のほうの順位である。
男女共に最下位は、南部アフリカのスワジランド王国である。
なんと男性で30,5歳、女性に限って言えば29,5歳となっている。

おそらく、アフリカ諸国のこのような数字は幼児死亡率が異常に
高い為、総じて平均寿命が低くなる傾向にあるのだと思うが、
それにしても、日本人のおよそ3分の1程度しか生きられない
ことになる。さすがにこれでは、短すぎるのではないか?

スワジランド王国、レソト王国、ボツワナといずれも南部アフリカが
世界短命ベスト3になっている。かれこれ10年ほど前に、この辺りを
旅したがアフリカの中でもとりわけ貧しい国々ではなかったと記憶している。
老人だって道を歩いていたし、市場で買い物もしていたはずである。
難民、飢餓で報道されるアフリカの国々の中にも入っていない、これらの
国々がどうして?と大いに疑問ではあるが、数字から言えばそうなのだろう。

そしてこれらの国々の人々が、自分達の3倍も長く生きられる国で
「長生きなんてしたくない」と言われていると知ったら、
どう思うのだろう?。

お金だけでは、幸せに生きられないということを、今の日本社会が
如実に物語っている。


















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