ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

宿坊

2009-11-06 17:03:15 | つぶやき
一昨日和歌山へ行った際の宿泊は高野山の宿坊であった。
私にとって初めての宿坊体験である。

ちなみに宿坊とは、参拝者、巡礼者が泊まる寺院内にある宿泊
施設のことである。かつてはおそらく相当質素なものだったと
思われるが、今では普通の温泉旅館と遜色ないものとなっている。
もちろん希望者には、朝のお勤めや写経など、宿坊ならではの
体験も出来るようになっている。

最も私は自称、低血圧とヘルニアなので朝のお勤めは丁寧にお断り
し、重ねて自称、けんしょう炎なので写経のほうも丁寧に辞退させて
いただいた次第である。

そしてそんな宿坊の宿泊費は、一般の旅館と遜色ない料金となっている。
それなのに部屋の壁は薄く、鍵も外からは掛からない。そして部屋には
トイレも無いのだ。一見すると、和室の安宿である。
そして食事は夕食、朝食共に精進料理で、誰もが1日にわかベジタリ
アンとなるのだ。しかし、これはとてもおいしかった。

そして、意外だったのは、外国人がとても多いということである。
たまたまタイミング的にそうだったのかもしれないが、夜、露天
風呂に行くと、そこには欧米人の若者が6人入っていた。しかも皆、
海パン姿である。そこへ全裸姿の私が突然現れたので、皆の視線が
一気に私に注がれたのである。

それは相当恥ずかしく、何だか裸の私の方が不自然みたいな感じに
なり、とても心外であった。例えると、ヌーディストビーチに上下黒
のスーツ姿で歩くようなものである。

おそらくは、ロンプラにだって、「風呂は全裸で入りましょう…」くらいは
書いてあるはずである。全く、日本の慣習を理解しない白人は、坊さんに
説教でもされればいいのである。

そんな宿坊体験であったが、私にとっては一生に一度で充分である。

しかし、なかなか新鮮な体験ではあった。

和歌山、高野山周辺に行かれるかたは、機会があれば一度は泊まって
みてはどうだろう…?



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