ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

貧幸

2010-01-10 16:39:07 | 時事(海外)
昨年の年末ジャンボ宝くじ、山口県の宇部市の小さな売り場で
1等が2本も出たそうで、年始の大きなニュースとなっていた。

なかなか当たらないものだが、それでも毎年必ず誰かが確実に
幸運を掴み、億万長者となっているのである。これは英国での
話しだが、17歳の時、宝くじで3億円を当てた男性が、その後、
苦労が絶えず、先日、29歳と言う若さで孤独な死を迎えたそうである。

宝くじは世界のどの国でも多くの人が高額当選を夢見て購入する。
だが当選してもその後の人生が必ず幸福とは限らないのだ。

この男性も17歳の時、3億円を当てた。彼は家を買い、慈善事業に
寄付までもしていたのだが、人生に目標が見出せず、結局購入した
別荘に閉じこもる生活をしていたそうである。

「宝くじに当たってから不幸になった」

そうした人は世界中に数多くいるのだろう。

しかし、「金さえあれば幸福になれる」

そう思っている人もまた、数多くいるものである。

「貧幸」

誰が言ったのか、かつて貧しかった頃の日本を例えた言葉である。
お金で幸せは買えない。今の日本を見れば一目瞭然である。

もしかしたら「宝くじに当たること、億万長者になることこそが、
不運を掴むこと」なのかもしれない。

まぁ、そう思うことで外れたことを納得することにしよう…。










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