ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

メイド イン 刑務所

2009-01-30 17:51:27 | 時事(国内)
財布のひもをがっちり締めがちな、最近の消費者に人気が出ている
商品があるという。
それは、なんと刑務所で作られた作業製品なのだそうで、通称マル獄
グッズと呼ばれるものだそうだ。中には、ネット販売で数分で売り
切れてしまう人気ブランドも出現しているという。

一番人気は、函館少年刑務所のマル獄グッズだそうで、昨年末に刑務所
作業製品として初めて商標登録された。紺色の綿の帆布に、白地で
「獄」の字を丸で囲った商標が受け、ネット販売では前掛け(1029円)
100枚が、2~3分で売り切れるほどの人気商品に。前掛けには「マル獄」
マークのほか、「PRISON」(刑務所)「本日開監」などのバージョン
もあるそうだ。

あえて、刑務所で作っているということを前面に出すことで売れる商品に
なった、ということでもある。

他にも市原刑務所(千葉県)では、無添加の天然醸造みそを作っており、
各地で開かれる即売会では整理券を配布するほどの人気商品だという。

また、横浜刑務所のオーストラリア産小麦粉使用のうどん、千葉刑務所の、
最高級の牛革を使った手縫いの靴は、職人がうなるほどのもので、価格は、
1万3500円と市販品の半額だそうである。また、甲府刑務所では、
注文生産で応接セットを作っているそうだ。しかし、いずれも品質は
非常に高く、価格は市販品の半額程度だという。

刑務所製品なんて全く知らなかったが、価格が安いのは営利目的では
ないからだそうだ。しかし、品質は高くて価格は安価、そうなると
競争力は鬼に金棒で、民間企業も専門職人も到底敵わないはずである。

最高級の牛革を使った手縫いの靴が、1万3500円とは…。

どういうデザインなんだろう…。

機会があれば、ぜひ一度見たいものである。



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