ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

運命

2009-01-11 16:32:41 | 時事(海外)
イスラエルとパレスチナのガザにおける紛争が加熱している。
日本から見ると距離的にも遠く、なんだか他人事のようだが、
当の地では恐ろしく大変なことであろう。

火力でパレスチナを圧倒するイスラエルは、およそ800人という数の
人々を殺傷しているにもかかわらず、90%以上の人々がこの戦闘
を支持しているのが信じられない。パレスチナ側の自作で作った
ロケット弾に対して、イスラエルは戦車や空からの空爆で対抗している。
まるで大人と子供の喧嘩である。

歴史的な経緯がどうであれ、近年この地での争いは、常に
イスラエル側の圧倒的な軍事力によってパレスチナ人は弾圧
されてきた。米国の後ろ盾により、安保理でもイスラエルへの
制裁は出来ずにいるし、大統領の交代を間近に控えた現在、
発言力の弱まっているこの時期に、イスラエルはやりたい
放題である。

本来は今こそ、思い切って日本はイスラエルに対しズバッと言う
べきなのである。最も、日本の言うことなど全く聞かないだろうが、
平和国家として少しは国際社会へのアピールになるかもしれない。

所詮、あんな国と断交しても良いのである。恒久的な資源確保を
目指さなくてはならない日本にとってイスラエルと仲良くするより、
アラブ諸国を見方につけた方が、旨みがあるのである。
(もちろん、米国の機嫌を損ね、圧力がかかるだろうが…)

もはや争いの地として、その名を知らしめてしまったあの地に
平和が訪れる日など来るのだろうか、本当に疑問である。

しかし、それは3つの宗教の聖地であるエルサレムを自国の領土と
しようとするものの、運命なのかもしれない。



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