インドネシアのバリ島とその東に位置するロンボク島の間には、
生物学上であるが一つの境界線が引かれている。
ウォーレンス線である。
このわずかな海峡を隔てて、哺乳類の分布境界線がアジア種とオセアニア種
に別れていると言われている。
このように、世界各地には目には見えないが、国境とは別に、文化や宗教
などによって様々な境界線が存在する。
その中の一つにヨーロッパとアジアを隔てる、ロシアにあるウラル山脈がある。
この山脈を隔て、西にヨーロッパ圏、東にアジア圏となる。これは建築物から
も見て取れる。ウラル以西は石の文化、東は木の文化圏である。
われわれ日本人を含めてアジア人は、昔から木材で家を造り暮らしてきた。
最近では、コンクリートなどの家も増えたが、やっぱり木の家は落ち着く。
欧米の天井の高い石造りの家も、住んでみると広くて開放感はあるものの
何か違うのである。
やはり、我々アジア人には、昔から木の文化に接してきた習性が遺伝子の中に
でも残っているのだろう。特に木の匂いには独特の安らぎ感を覚える。
なんとなくだが、そう思った。
木材の仕事に携わる者としてではなく、アジア人としてごく普通の感覚で
木の家に暮らすことをお勧めしていきたい。
生物学上であるが一つの境界線が引かれている。
ウォーレンス線である。
このわずかな海峡を隔てて、哺乳類の分布境界線がアジア種とオセアニア種
に別れていると言われている。
このように、世界各地には目には見えないが、国境とは別に、文化や宗教
などによって様々な境界線が存在する。
その中の一つにヨーロッパとアジアを隔てる、ロシアにあるウラル山脈がある。
この山脈を隔て、西にヨーロッパ圏、東にアジア圏となる。これは建築物から
も見て取れる。ウラル以西は石の文化、東は木の文化圏である。
われわれ日本人を含めてアジア人は、昔から木材で家を造り暮らしてきた。
最近では、コンクリートなどの家も増えたが、やっぱり木の家は落ち着く。
欧米の天井の高い石造りの家も、住んでみると広くて開放感はあるものの
何か違うのである。
やはり、我々アジア人には、昔から木の文化に接してきた習性が遺伝子の中に
でも残っているのだろう。特に木の匂いには独特の安らぎ感を覚える。
なんとなくだが、そう思った。
木材の仕事に携わる者としてではなく、アジア人としてごく普通の感覚で
木の家に暮らすことをお勧めしていきたい。