はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

知多四国-上陸大師

2015-10-27 10:10:00 | 寺社遍路
歩行記録                                                              H27-8-19(水)
歩行時間:1時間50分   休憩時間:1時間50分   延時間:3時間40分
出発時刻:10時05分     到着時刻:13時45分
歩  数: 11、909歩(推定距離8.9km)    GPS距離8.5km
行程表
大井バス停 0:10> 上陸大師 0:25> 35番 0:15> 36番 0:10> 師崎港 0:10> 篠島港 0:15> 38番 0:05> 番外
 0:05> 39番 0:15> 篠島港 0:06> 日間賀島港 0:05> 37番 0:05> 日間賀島 0:05> 師崎港 

                              上陸大師(乗換え)
 知多四国霊場の遍路8回のうち3回は終わったが、まだ半分以上残っている。利用している青春18切符の期限は9月10日
までなのだが、天候不順の日が続き中々出かける事ができなかった。
今迄の私の遍路は降水確率30%以下は出発していたが、40%以上は止めていた。だがそんな事も言っておれず今日は降水
確率40%だったが出発した。

 案の定JRの終点武豊駅では雨が降っていて、乗換先の名鉄知多武豊駅までは傘をして歩く嵌めになった。
実は豊橋から名鉄に乗ればこの区間は歩かなくても済むのだが、折角青春18を使うのだからとJR優先の行程にしたのです。
藤枝駅 - 豊橋駅 - 武豊駅 -(徒歩)- 知多武豊河和 (青春18以外の料金300円)
藤枝駅 - 豊橋駅河和 (青春18以外の料金1550円)となり、ここを歩けば1250円も徳になるのです。
ただこの工程で武豊駅~知多武豊駅の間が700m程あるので乗換時間を注意しなければなりません。

 今日は電車間隔が12分あったので余裕で間に合うはずが、知多武豊駅前の踏切に引っ掛かり、目の前を河和行電車が
走り去って行きました。理由は今日は平日なのに休日用の時刻表を見ていたからでした。
結局スタート地点の大井バス停着は、予定を1時間ほど遅れてしまった。今日も朝から幸先が悪い。
 ただ今日の行程は歩行距離が短く1時間出発が遅れようが、島に渡る船させタイミングよく乗船できれば問題ない。
これも余裕があっても始発電車に乗って来たおかげです。 

 
           上陸大師の陸側の施設                             山側にあった女遍路

 大井漁港の中を前回教えて貰った聖崎の突端に向かって行くと、知多四国霊場の幟や案内板、駐車場があった。そこを過ぎ
更に奥に行くと、休憩所なのか祈祷所なのか、どちらともとれる白い石造りの施設があった。
そこに立てかけてある看板に 「お納経朱印は 33番札所で出ます。」 となっている。今更遅いよな33番は既に打ち終っている。
こういう事は33番にも書いておいて欲しいと思ったが、書いてあったのを私が見落としたのかもしれない。
山側の擁壁の下には女遍路の小さな像が列を組むように並べてある。余り意味が分からない。 

 
                  上陸大師                              展望台から上陸大師

 上陸大師の謂れが掲示されていました。
 「ここ大井聖崎は、弘仁5年(1814)弘法大師さまが尾張上陸の第一歩を印された宿縁の地であります。
時は下り、弘法大師御入定千五百年記念事業として、その言い伝えを基に昭和59年海上の双子岩に建立されました。(略)」


 干潮の時は陸続きになり大師像の下まで行く事が出来るらしいが、今は潮が満ちていて残念ながら渡る事はできなかった。
かわりに岬の上の展望台に登り大師像を上からもお詣りした。

 上陸大師とは上手いネーミングをしたものだが、この地に弘法大師が上陸し、最初に医王寺で修業をしたのなら、何故医王寺を
1番札所にしなかったのだろう。折角 “弘法大師が尾張上陸の第一歩を印された宿縁の地” なのに惜しい気がする 

 
              上陸大師像のある入江                        チッタ・ナポリリゾートマンション

 展望台から海に戻らずに国道に出ようと山道を進んだが、道はUターンして海側に戻ってしまう。途中にあったあまり使われて
いそうもない道を強引に下って行くと学校の裏に出てしまった。幸い夏休みで誰も居ない校舎の間を通り校庭に出ると、そこでは
野球の練習が行われていた。
早速教師が走ってきて何故ここに来たのか理由を聞かれた。最近の学校は校門に 「関係者以外の立ち入りはご遠慮ください」
貼紙があるので仕方ない。理由を言って国道までの道を聞いて校庭を後にした。

 遠くから見えていた高い建物が近くに見えた。この建物はチッタ・ナポリリゾートマンションとかで、HPによれば
 「海陽系ウォーターフロントリゾート」 だそうです。近くにヨットハーバーや白砂青松の海水浴場も無さそうだが、ここに別荘を持って
何に使う積りだろう。金持の気持ちは分からない。ところでチッタ・ナポリって知多・ナポリの事?

                         大井バス停から上陸太子への道