はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

ニュージーランド・ドライブ旅行8

2018-06-30 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 出入国

  ・日本出国
 2008年11月29日  いよいよ出発だ。
ニュージーランド航空チェックインカウンターは成田第二ビル3階にある。
早めに(2時間以上前)に着いたのに、既に受付は始まり列が出来ている。
カウンターの横にある棚に、オークランド゙とクライストチャーチの市内地図があったので早速頂戴した。

 旅行会社から添付されてき、ただの紙のようなE-チケット(この時点でもまだ不安だった)を係員に提出する。
 大丈夫! 何の支障もなく搭乗券が手に入った。

     
 搭乗予定の便は18時30分発 AUCKLAND行き NEWZEALAND航空NZ90便だ。
  有る有る! 上から4段目に出ている。

 出国審査も支障なくスムーズに終わり機上の人となる。(両替は「お金&両替」の項で説明します)

   
 座席は3列・3列・3列の中央席だ。外の景色はどうせ見えないので席を立ち易くて便利な席だ。
 各座席にはTVも付いているし10時間50分のフライト厭きないで済むと思う。

     
 機内食はマー当たり前なのだろうか? 飲み物はワインを貰う。
 妻も気を利かせて、飲めもしないのにワインを注文してくれた。

 これから30日間仲良くやっていこう・・・・・・ そしてこの旅を多いに楽しもう!!


  ・入国カード
  機内でNZの入国カードが配られた。
心配性な私は事前にガイドブックやインターネットで 「NZ入国カードの記入方法」 の情報を取り寄せ、二人分の
雛形を作成し、印刷してきているので心配はない。
ただこれらの情報は最新なのかどうかが解らないので、今回は特にNZ大使館のHPも調べてある。

  入国カードで一番気になるのは、矢張り食品の持込のところだ。
カードの該当欄には
・ニュージーランド国内に以下のものを持込みますか?
  食品(調理済、生鮮、保存食品、加工食品、乾燥食品を含む)

とあり、これらの食品を持込む時は、解答欄に印を付けることになっていた。

 要は口に入れるものは全て申告しなさいと言うことのようだ。
だが申告と言っても、この欄に印を付けるだけでよさそうなので、正直者(?)の私は当然印を付けておいた。


  ・入国審査
 二人一緒に審査官の前に立つと 「〇△△■◎✖ー◆✖ステイ〇◇▽・・・・・・・・」 と、何か言っている。
妻は真剣に聞いているが解らないらしい。
 「ステイとか言っているよ」 と妻に言うと、妻は慌てて 「1ヶ月(英語で)」 と答える。
 「オー グット」 と親指を立ててくれた。

 今度は妻に向かい 「○△■◎×ー◆✖ホテル○◇▽」 と言っているが妻は答えない。
どうもホテルの名前を聞いているようだったので、私が自分の入国カードのホテル名の所を指を指した。
すると審査官は妻の入国カードを指差している。
オー! 何と妻のカードにはホテル名が書いてなかった。

  これも慌てて記入して何とか通過。  
妻は大分ショックだったらしく元気がない。
でもそれでは困ります。次は問題の検疫検査なのだから。

 検疫検査は穏やかそうな顔をした中年の係官の前に並んだ。ラッキーだ。
今度も二人一緒だ。

予め入国カードに 「食品持込有り」 としておいたので係官は 「それは何だ」 と聞いているようだ。
(私も雰囲気で何となく解った)

妻が 「インスタント・ライス」 と答えるが係官はわからない。 「イマジェーシフード」 と言っても通じない。
仕方なく事前に全品目日本語と英語で記入しておいたノートを出し、
「非常食 ・ EMERGENCY FOOD」 の場所を指差しながら
 「イマジェーシフード」 と言うと、やっと 「オー○△■◎×ー ◆□ 」 と言って納得してくれた。

 又何か言っている。 「○△■◎×ー◆□リンゴ○◇▽」 何度か聞いているうちに、どうも 「リンゴ」 と言っている
ような気がしたので 「アップル?」 と聞くと 「オーリンゴ○△■」 と答える。
どうやら 「リンゴは持っていないね?」 と聞いているようなので 「アップル ノー」 と言ってみたら、 あたり!
 「OK!!」 と言って通してくれた。

 これで一安心だが、まだ荷物と体の✖線検査が残っている。
アメリカではこの検査が煩くて、何人もの係員が 「バンドを外せ、靴を脱げ」 と指示を出す。
体の検査も、やたらに警報音がピーピー鳴って、何度も検査棒でボディーチェックをされた。

 それが此処NZでは係員も少なく、何の指示もなく、自分で荷物を検査台の上に乗せゲートを潜る。
OK! ブザーは鳴らない。妻も同様に無事簡単に終了。

 周りの検査台を見ても同じように静かなものだ。
ボディーチェックをされている人もいないし、警報音も鳴っていず、荷物を開けている人もいなかった。
今までの心配は何だったろうか、少々気が抜ける思いだった。

 でも注意してください。私達の検査は簡単だったが、全ての検査がこうではないらしい。
宿で聞いた話では、トランクを開けられ靴底をチェックされたり、活力剤を没収されたりした人もいました。

 これで一番気になっていた入国審査が終わった。

  サー ニュージーランドへ入国だ!!

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ニュージーランド・ドライブ旅行7

2018-06-28 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 準 備

  ・食料品等
 食料には随分悩んだ。当初は色々な食料を持参して宿のキッチンで日本食を作ろうと計画したのだが、どの資料を
見ても、またNZ渡航経験者に聞いても、NZへの食料の持ち込みは厳しいと言う。
中には荷物を開けられ 「柿の種」 (菓子)を取り上げられたという人もいた。

 ちなみにNZ大使館のHPには次のように書いてある。
「農業と園芸はニュージーランド経済にとって極めて重要ですので、国内の動植物に害をおよぼす恐れのある果物を
はじめ、動植物、動植物製品、食品等を持ち込むことは禁止されています。
禁止品の持ち込みには重い罰金が科されます。
空港到着後、入国審査エリアに行く前に、疑わしい品物、特に果物はゴミ箱に捨ててください」
と書かれている。

 更に前述したNZ政府観光局のHPの持込禁止物品としてには
動物の毛、卵、植物の種、果物、野菜、肉等の生鮮食品。
あるいは医師からの処方箋の無い薬物も持込禁止になっている。

 そして最終的に持って行った食料品は、最悪没収されても諦めがつく次の物にした。
・包装米飯(電子レンジで加熱するご飯) 
・醤油(スーパーの刺身に付いてくる小袋)
・調味料(ハイミー、だしのもと) 
・種を抜いた梅干
 これらの食品には英語(自己流)と日本語で書いた付箋紙を付けておいた。

 薬も困った。私も妻も毎日服用する持病の薬がある。 若しそれを没収されたら-----
処方箋が有れば良いらしいが、処方箋は医者からは受け取るが薬局に渡してしまい手元には残らない。
そこでこれらの薬はわざと薬局の投薬袋に入れたままにし、薬の説明書も一緒にしておいた。
勿論病名も辞書等で調べ袋に書いておいた。

 サプリメントは袋から取り出しビニールの小袋に入れて活力剤、栄養剤とか適当な英語を書いておいた。
中には 「大蒜(ニンニク)卵黄」 といったサプリメントもあったが、こうしておけば分からないだろう。
経口薬ではないオロナインやサロンパス等は大丈夫と思ったが適当な英語を書いておいた。

 薬は税関で没収されては困るので、これらの作業には本当に気を使った。
しかしここまでしても入国時の検疫検査の不安は解消できなかった。


  ・小物類

 
                           大事な物
  


  ・荷物の収納
 以上の荷物をスーツケース2個、リュック2個に詰め出発準備は整った。
機内預けとして
 スーツケース(大)16kg、スーツケース(小) 11kg
客室持ち込みとして
 リュック(大)8kg、リュック(小)4kg、肩掛けバック 1個
 
 ※以前乗ったノースウエスト機は、一人20kgまでだけで合算の重量は認めていなかった。
  その点NZ航空は一人が20kgを越えていても、二人の重量が40kgを越えていなければ超過料金は取らない。
  お陰で帰りの土産をいくら買い込んでも重量を気にしないで済むので気が楽です。

                サーあとは出発を待つばかり!!


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ニュージーランド・ドライブ旅行6

2018-06-26 09:49:02 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 準 備

  ・パスポート
 NZのパスポートの残存有効期間は出国予定日後3ヶ月必要だ。
わたしのパスポートはNZ滞在中に有効期限が途中で切れてしまうためパスポートの更新を行った。
写真や料金など事前に県のHP(静岡)で確認して行ったので全てスムーズに行う事が出来た。
写真もデジカメで自分で写し、寸法など条件に合わせて持参して何も言われず受け取ってもらえた。


  ・国際運転免許証
  国際運転免許証を静岡県警のHPで調べると、写真は全体の大きさと 「正面3分身」 となっているだけで細かい
寸法は書いて無い。仕方なく胸下までの写真を持参したが、これでは顔が小さすぎると受け取ってもらえなかった。
持っていたパスポートの写真を見せると、これで写真サイズが大きければ良いと言う。
国際運転免許証は即日交付だが再度出直すことになった。

 後日写真を提出し直して免許証を受け取る時、その免許証に名前を大文の筆記体で書けと言う。
サー困った。NやJの筆記体の大文字ってどう書くのか分からない。
恥を忍んで係員に聞いたが明確な返事はない。そのうち係員は 「活字体で良い」 と言い出した。
そんな事なら筆記体などと指定をするなと腹が立ってきた。

 ともかくこれで国際運転免許証が手に入った。
この免許証と国内(日本)の免許証を持っていけばNZで車を運転することが出来る。

 NZでは国際免許証も日本の免許証も、レンタカーの契約の時に提示したが、それ以外は安全運転(?)だったので、
必要なかった。


  ・海外保険
 私はツアー旅行の時も必ず旅行保険に入るようにしている。
最初は旅行会社の提案する保険に入っていたが、途中から損保ジャパンのインターネット加入の保険に切り替えた。
理由は安くて手続きが簡単なこと。料金が旅行会社の保険金額の1/3(?)程度で済む。
今回も損保ジャパンでカップルタイプ(2人分)で死亡時2千万円の保険に加入したが、 保険料はカップル(二人)で
15,000円で済んだ。

 ただこの旅行保険には 「現在病気の治療をしてますか」 との質問があり、 「はい」 と答えると画面が終了画面に
なって契約ができなくなってしまう。
 現在高血圧の治療で薬を投与されている私は 「はい」 と答えるべきだろうが、そうすると加入できない。
そこでしかたないく虚偽の返事で 「いいえ」 と答えて加入している。

 私の言分としては、万一旅行中、血圧で入院したり死亡した時は、保険金を請求しない積もりだ。
なら不正な虚偽申告ないと判断しているのだが・・・・・・・ 

 ツアーに参加すると中高年の方で旅行中薬を飲んでいる人をよく見かける。
この人達は旅行保険に加入していないのか? それとも私と同じように虚偽申告をしているのか。
保険会社は治療中の病気の保障はしないが、他の病気や怪我は保障する旅行保険を売り出して欲しい


  ・クレジットカード
 宿代やガソリン代の支払いはクレジットでやろうと思っている。が、調べてみるとNZではVISAのクレジットは、
どこでも使えるがJCBは使えない所があるようだ。
私のクレジットはJCBなので、利用できない場所があると困るのでVISAのクレジットを申し込んだ。

 私は今まで個人的にカードを使った事は無く、これからも使いそうもないので何所のカードでもよかったので、
妻が地元にデパートがあるセゾンの年会費無料 「セゾンカードインターナショナル」 にしたいというのでそこに加入した。
これでクレジットカードもOKだ。

 クレジットの申込み時に4桁の暗証番号を付けるが、この暗証番号はクレジットカードを使うとき必要になるので
忘れないようにとガイドブックで案内していた。
 実際NZでカードを使用したら、暗証番号投入機の不具合などあり、殆どサインだけで済んでしまった。
しかし宿の一ヶ所だけ暗証番号でなければ駄目という所があった。

 カードの良い面は、月末の請求が来る前に利用内容を見る事が出来る事で、帰国後すぐNZで使ったクレジットの
内容を調べることができ便利だった。
 更に助かったのは両替の手間が減り、両替手数料も掛からないので両替するより有利だったことだ。
NZはカード社会なので、スーパーでバナナ1本をカードで支払っているのを見た。
このように使えば持って行く日本円は少なくて済む。


  ・衣類等
 衣類は基本的に3日に一度は洗濯をすると予定して、1種類の着替えは最大3枚とした。
(実際には何処の宿にもランドリーは有ったので着替えは2枚でも充分だった)

 NZからの帰りは11月下旬にになり日本は寒くなっているので薄手のコートも持っていったが、このコートは
帰りどころかNZでも多いに役に立った。
Mtクックの標高の高い所だけでなく、オークランドやクライストチャ-チの町歩きにも着る事があった。

NZは気候の変化が大きく、この旅行でも雪に降られたり、真夏の暑さで車のクーラーを最強にしたりした事もある。
日本の夏だけでを想定するのではなく、晩春の気温も頭に入れ衣類を支度した方がよい。

 持って行く靴は悩んだ。
今回はトレッキングを何回も予定しているんで、トレッキング用の靴と街歩き用の靴がどうしても必要になる。
しかし登山靴(キャラバンシューズ)だと嵩張って荷物が大きくなってしまう。
そこで登山靴はやめてウオーキングシューズと街歩き用の靴の2足とした。

 ウオーキングシュ-ズにはジッパーがあり、その開閉で緩く出来る仕様の物だった。
おかげで飛行機の中は靴の着脱が容易に出来て助かった。
またウォーキングシューズは街歩きにも利用できたので、街歩き用は最初のオークランで履いただけだった。
なので態々靴を2足持って行く必要はなく、靴用の消臭スプレーをかけておけば1足で足りた。


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ニュージーランド・ドライブ旅行5

2018-06-23 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 予 約

  ・飛行機の予約
  飛行機に乗ったのは、今までツアー旅行だけだったので、航空券の購入方法が分からなかった。
 そこでインターネットで調べてみると、今回の旅行の条件に合った航空券は2種類あった。
 ・格安航空券 = ツアー用の航空券を旅行会社に卸してそれをバラ売りしてる航空券 = 一番安い
 ・割引航空券 = 航空会社が独自に設定した割引運賃で販売している航空券      = 安い。
 
 更に航空券には帰りの便が決まっているか否かで分かれていた。
 ・FIX(フィクス)航空券 =購入時に往路と復路の日時と便が決められていて変更できない航空券 =安い
 ・OPEN(オープン)航空券=決められた有効期限以内ならば復路の便を自由に設定できる航空券 =高い

 また、着いた飛行場と帰る飛行場が違うと更に条件がつく事もわかった。それが
 ・オープンジョー=日本から最初に行く都市とは違う都市から帰ってくる航空券。
          つまり往路は成田→オークランド。復路はクライストチャーチ→成田となる航空券だった

 以上で今回購入する航空券は 「格安航空券」 「FIX」 「オープンジョー」 が付いた物になる。

 この条件で色々探したがオープンジョーが付いた航空券が見つからない。
検索してヒットするのは、滞在期間が2週間くらいのFIX航空の経由便が多かった。

悩んでいるうちに7月半ばになり、11月の航空運賃が表示されたのを見て焦ってしまった。10月より 11月の
方が運賃が高くなっていたのだ。
更に試しに出発日を特定して検索すると、なんと「 満席」 と表示されてしまう。
これには吃驚して早々に決断をするしかないと思った。

 そして航空券は 「トラベルコちゃん」 と言う格安航空券検索システムの中のイーナドットトラベル コールセンター
から購入することにした。

 最初は大韓航空の韓国経由オークランド行きを購入する気で電話したのだが、それだと帰りに韓国で1泊する
ことになり、その宿泊費は本人持ちだと言う。
さらに帰りの便もオークランド発しかなく、オープンジョーでも無いためクライストチャーチ~オークランド間の
航空券が必要となり、合計すると大分高くなると言う。

 それならとトラベルコちゃんに提案されたのがNZ航空の直通便。
これはクライストチャーチ~オークランド間は同じ航空会社で割引があるので大韓航空より有利だと説明する。

 そうして購入した航空券は、料金が高くなる11月を避けて10月のぎりぎり末にした。
更に飛行機の発着日が土日にかかると高くなるので、それも避け次のように注文をした。


メールに添付されてきた 「electronic ticket(e-チケット)」 なる物は A4版の日程表に過ぎず、しかも自分で印刷をするのだった。
e-チケットは初めてなのでチョット不安だったが、これなら何枚も印刷できるので気は楽だ。

 もう一つ気になるのはクライストチャーチで 「リコンファーム」 が必要と書いてあることだ。
英語は対面で話しても会話にならないのが、果たして電話で相互に理解する事ができるのか?????
気にしても仕方ない 何とかなるさ!!!

これで旅行の大枠は決まった。もう後戻りは出来ない。


  ・宿の予約
 宿はどうしても日本で予約しておきたかった。
英語の喋れない者が現地で価格交渉など出来るはずもなく、予約は絶対不可欠だと思っていた。

 予約の方法は電話、FAX、E-メール、インターネットのHPとあるが、前の三つは私には出来ない。
そこでもっぱらインターネットのHPを利用した。
しかしこれも中々大変で、何が何やら分らないHPや、やっと打込でも送信の方法が分からないものもあった。
その結果当初の目論見から外れ、予約しやすいHPの宿への予約が多くなってしまった。

 NZの宿の料金は日本と違い、一人幾らではなく一部屋幾らになっている。
例えばツインやダブルの部屋を頼めば表示された料金で二人が泊まれる事になる。
そして食事は付かない(B&Bは朝食が付く)。

 私が求めた宿は、予算上1泊100$(¥8,000)以下なので普通のホテルには泊まれず安宿を探すしかなかった。
NZの安宿と言うと 「ユースホステル(YHA)」 とか 「バックパッカー(B/P)」 と安い 「モーテル」 あたりになる。
しかしこれらの宿には共同キッチンがあるので、食事が付かなくても自分で料理を作る事ができる。
レストランの洋食に飽きてきたらキッチンで自炊すればよい。と思えばホテルより気が楽だ。

そして積極的に安宿をインターネットやガイドブックから探して下記の宿を予約した。

 赤字は日本で予約できずオークランドのI-siteで探してもらい予約した宿。
緑字は予約せずに行った宿。(後述)

 結局日本で予約した宿はユースホステル(YHA)とB/Pになってしまった。
中でもYHAが6ヶ所もあるのは予約の方法が簡単明瞭で、しかもYHAが各地にあったのが原因だった。

 予約には必ずクレジットの番号や有効期限を書かなければならず、悪用されないか不安を感じたが12月3日現在
支払ったもの以外の請求は来ていない


  ・レンタカーの予約
 レンタカーは当初 Hertz(ハーツ)にする予定だった。理由は有名らしい事と、走行距離が少なく新車のような
日本車が多いとガイドブックで紹介されていたからだ。
ハーツのHPで料金を計算してみると、カローラクラスで20日間借りると1日$80弱になる。
ガイドブックにも夏はカローラクラスで1日$60~90となっているので、そんなものかと思っていた。

 そこでハーツに予約しようとHPから申し込んだが、何度やっても上手くいかない。
仕方がなく電話して理由を言うと
「そんな事はありません」 とこっちの言い分を中々聞いてくれない。
すったもんだした挙句、結局HPのシステム上のミバグだったが、その時は申し込む気が無くなっていた。

 そんな時オークランドの宿の担当者が、日本語のE-メールでレンタカーの事を聞いてきた。
渡りに船と価格を聞くとカローラクラスで1日20$以下だという。
80$対20$。1/4とは、まるで嘘のような話だ。
迷いに迷ったが1日60$の差には勝てなかった。

 宿に予約を依頼すると、次のようになったと連絡が来た。

 なんと1日$20が更に安くなり$15になっている。嬉しいやら怖いやら複雑な気持ちになってしまった。
後日地球の歩き方を見ていたら、この会社の宣伝と紹介が掲載されていて少し安心した。

 保険については現地でレンタカー会社と直接契約するとの事で予約時点では契約しなかった。

レンタカーの借出し・返納は「レンターカー」項を参照して下さい。

  ・アクティビティの予約
 アクティビティの予約は当初考えていなかったが、ガイドブックを読むと 「ホエールウオッチング」
「ミルホードサウンド」 のクルージング、および南島北島間の 「フェリー」 は混みあう可能性があるので予約を
しておいた方がベターと書いてあった。

 そこでまずカイコウラのホエールウオッチングをHPから挑戦して15時30分の船を予約した。
次にミルホードサウンドは日本語版もあり望み通りの 「小型船でランチつき」 を選択したが、いざ送信の段で
送信ボタンが分からない。結局諦めて日本では予約できなかった。

 フェリーは考えてみたらレンタカーを北島のウエリントンで一旦返却して、南島のピクトンで借り直すのか、
あるいはそのままフェリーに乗せ、北島でも同じ車に乗るのか明確ではなかった。
宿に問合せしたが返信がなかったので、これもやはり日本では予約しなかった。

 そうしているうちにカイコウラからメールの返信が来て驚いた。
ホエールウオッチングの予約時間は15時30分にした積もりなのに、前の便の12時45分になっている。 困った!

 ホエールウオッチングの前日は北島のウエリントンに泊まっており、当日はウエリントンからフェリ-でピクトンに渡り、
そこから国道1号線を160km程走ってカイコウラに行かなければならない。
となると、ピクトンを遅くとも11時前には出発しないと12時45分発のクルーズに間に合わない。

しかしピクトンに11時までに着くフェリーは、早朝の4時55分着と6時20分着の2本しかない。
仮に6時20分着のフェリーにしたとしても、ウエリントンは3時発なので宿は2時前に出なければならない。 困った!!

 ならばホエールウオッチングの予約時間を変更するしかないと再度HPから挑戦したが、予約の変更などのイレギュラーは
皆目検討がつかない。困った! 

 でもどうしょうもないので予約はこのままにして、
オークランドに行ったら 「I-SITEI(観光案内所)」 で変更してもらおう。と居直った。

 そんな訳でアクティブの日本からの予約は
時間を間違ってしまったホエールウオッチングだけでした。


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ニュージーランド・ドライブ旅行4

2018-06-21 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 計 画

  ・コースと旅行期間の決定
 見学場所を抽出しておよその時間(日数)を算出した。
見学場所はこれに拘るわけでなく、現地で臨機応変に追加削除するつもりだ。

 トレッキングコースはどうしても行きたい所を抽出した。
ただ天候の状態により左右されるので、予備日を含め余裕を持った日程にしなければならない。



  今まで調査した立寄地・見学場所・トレッキングコースを加味して下記のコースを策定した。

※1日の走行距離はなるべく350Kmを越さないようにした。
※走行距離4050kmは計画段階の距離で実際の走行距離は4200kmだった。
※泊数の左は最低必要日数。右は下記理由等を加味した日数。
 ・オークランドは交通事情やニュージーランドそのもに慣れるため3連泊とした。
 ・トンガリロ、マウントクックの連泊はトレッキングの予備日を考慮した。
 ・クライストチャーチはロングステーの気分を味合うため、飛行機のチケット有効期間一杯の7連泊とした。
 ・12,13番のテ・アナウはミルホードサウンドに宿を求めると、前後の走行距離が400kmを越えて
しまうのでテ・アナウで2泊することにした。
※19番のアーサーズパスの往復は山岳列車を予定したので車は使わない。。

 検討の結果、周遊期間は最低20日、余裕を見ても25日もあれば良い事が分かった。
そこで飛行機の料金を調べると、20日も25日も30日も同じ金額だったが、1ヶ月を越すと高くなっていた。
ならば有効期間を全て使ってニュージーランドに滞在しようと、滞在日数を30日間とした。


  ・予 算
 
 ※予算は余裕を持って算出したので必ず 150万円 以下にする。
 この計画は2008年5月現在でNZ$換算は1$=¥90と見てある。
 (2018年6月現在 1NZ$=¥78)


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ニュージーランド・ドライブ旅行3

2018-06-19 08:49:54 | NZ・ドライブ旅行
   準備編 ― 計 画

 ・ガイドブックと地図の購入
                   
 ガイドブックは、より詳しい物をと思い少々高かった(¥2700)がロンリープラネット社のガイドブックを購入した
さすがにこのガイドブックは地方都市の宿や食事、見所まで詳しく載っていて調べるには最良だった。
ただ翻訳調の文章は読みにくかったが・・・・・・

NZではこの本を片手に持って歩いている白人を何人も見かけた。勿論日本語版ではなかったが、厚さが3CMもあり
重たくて私は宿で見るだけだった。

この本は「e-hon」で購入しました。
書名欄に 「ロンリープラネット ニュージーランド」 で検索できます。

                    
  結局いつも購入する 「地球の歩き方」 も購入した。 中でも 「旅の準備と技術」 のページは何度も読んで参考にした。 

この本は街歩きでも持ち歩き、一番利用したガイドブックで、 有名観光地観光地へ立ち寄るだけなら、
このガイドブック1冊で支障はないと感じた。

                   
  NZの地図の購入では苦労した。
インターネットで色々検索したが販売している所が分からず、E-honやアマゾンも覗いたが分からなかった。
そんな時インターネットで偶然見つけて購入出来たのがこの地図で、販売価格は3,000円だった。

この地図が無ければ今回の旅はとても無理だったので、見つける事ができた偶然に感謝です。


 ・インターネット
  ニュージーランドに憧れていた頃は様々なHPを見たが、観光案内が多く旅のノーハウを書いた物は少なく
あっても内容が本格的で私のような旅の素人には余り参考にならなかった。
そんな中で 「NZ観光局公式サイト NZ旅行情報」 は、計画を立てる時や日程表を組む時は欠かせない
HPでした。

 中でも一番利用した機能は、道路案内とその距離と時間を表示するものです。
使用方法はHPのトップの 「出発にあたって」→「各地域の案内・地図」→「ニュージーランドマップ」 の項目で、
例えば 「オークランド」 から土ボタルで有名な 「ワイトモケープス」 には、どの道を走りどのくらい走れば
行けるのか調べるとします。

「ニュージーランドマップ」 を開くとNZの地図が表示されます。
しかしオークランドは出てますがワイトモは出ていません。
そこでズーム機能の虫眼鏡の 「+」 をクリックすると、ワイトモが出できます。

次は出発地のオークランド到着地のワイトモケープスをクリックします。
すると右側に 「走行距離195km」 とか 「ドライブ時間 最大2時間50分」 と表示されます。
地図にはその間のルートが太い赤線で表示されています。

 しかしこれではワイトモ周辺の道がはっきりしません。更にズームをすると、出てきました。
ナルアワヒアで1号線と別れ39号線に入ります。次にオトロハンガの町で3号に入り、その先のワイトモへの分岐点で
37号線に入ります。そしてしばらくするとにワイトモに到着することが分かります。

 この機能で分かったことを更にNZの地図で細かいことを確認して、次のような表を作りました。
          

  この表をバインダーに貼り、運転席に置いて眺めながら走りました。
おかげで国道を走る限り何の支障もありませんでした。

 インターネットで情報を探せば、幾らでも出てくるが、余り見すぎて余計な知識やら、変な不安が生じてきたので、
後半は旅行記の類は見ないようにした。

 宿やアクティブの予約のインターネットはそれぞれの項目で紹介してあります。


 ・立寄り地の選択
 
 ※抹消してある所は下記の理由でコースから除きました。
 ダウトフルサウンド→ ミルホードサウンドと同じフィヨルドで料金が高い一人$250
 インバーカーギル → 南島の最南端。見る所も少なく一ヶ所だけ離れている。
 ネイピア      → トンガリロに行くとコース取りが大変になる。


 ・旅行時期の検討
  どの季節に行くかの旅行時期と、何日くらいにするかの旅行期間の検討をした。
NZの魅力を満喫すため 1・緑の牧場 2・残雪の残った山 3・庭園の花 を必要条件として
Ⅰ・降雪期  Ⅱ・混雑する時期 は避けることにして下記のような星取表を作った。

 
 得点数 ◎= 3点 ○=2点 △=1点 ×=-3点
 ・旅行日程は11月から12月上旬に決定!!



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ニュージーランド・ドライブ旅行2

2018-06-16 09:29:47 | NZ・ドライブ旅行
   準備編 ― きっかけと決断

 退職して初めての海外旅行のツアーに妻と二人で参加したあと、ツアー会社から送られてくるパンフレットを見て
ニュージーランドの風景を知った。

丘の上まで続く緑の牧場、静かな海に入り組んだフィヨルド。青い湖に写る白銀の山、富士山に似た端麗な山。
ペンギン、オットセイ、鯨と野生動物の姿。そして花に彩られた庭園と、どれもが私達夫婦を魅了してしまった。

そしていつかツアーでなく二人でニュージーランドの気に入った場所を旅行することが二人の共通の夢になった。

とは云え、学校を終えて40有余年、英語を使う機会どころか、外国人と話した事も無い二人にとっては、夢の
ような話だったが、何故かニュージーランドが誘ってくる。

 「車は左側通行で日本と同じだよ! 車は日本車が多いよ!
  チップはいらないよ! 水道の水も飲めるよ! 治安は良好だよ!」
 と・・・・

 そこで夢に一歩でも近づくべく、妻が駅前留学をして英会話をマスターすることに ・・・・
月に3回、毎回1時間のコースを受講して2年。
その成果をハワイツアーに参加して試したところ ・・・・・・・・・

 そして更に1年後、今度はアメリカ西海岸のツアーに。
前回よりは若干は良くはなっていたが ・・・・・・

 マー月3時間の講義で上達を期待するほうが無理な話。
しかも妻も60代。「50の手習い」と言っても「60の手習い」とは聞いたことがない。
覚える量より忘れる量のが多い年代だ。

 だが偉そうなことを言っている私の英語といえば、その妻の足元にも及ばない。
子供達には「英語は敵国語だったので勉強しなかった」と弁解していたくらいだ。
その代わり私の任務は、旅行の計画、車の運転を受け持つ事にしている。

 そんなわけで妻の英会話の上達を待っていたら二人とも歳をとってしまい、旅行をする体力も気力もそして知力(?)も
無くなってしまいかねない。  そこで決断した。

  前期高齢者(65才)になる前にニュージーランドに行く と


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ニュージーランド・ドライブ旅行1

2018-06-14 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
   
       

   

  前期高齢者直前の老夫婦がレンタカーを駆使し、ニュージーランド国内4000Kmを走破した旅の記録です。

  旅の素人だから感じる疑問や悩みを、計画、準備段階から実行までまとめました。
  
  ニュージーランドへ 行きたいけど、チョット不安!!と迷っている、あなたの参考になれば最高です。

     


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ニュージーランド・ドライブ旅行

2018-06-12 09:18:20 | NZ・ドライブ旅行
  血圧と体調不良は改善することなく悪化の一方です。
結局頭をCTで確認するため総合病院で検査を受けて、その後で整形外科で下半身を調べるそうです。
当然ウォーキングも低山歩きは出来ないと云うか、歩く気も湧いてきません。

毎日やる事もなくブラブラしていると時間が経つのは長く、嫌な想像が頭に浮かんでしまうので
四国遍路と同じように、以前行った話をブログで紹介しようと思います。

題して 「英語の喋れない老夫婦の ニュージーランド レンタカーの旅」 ですが、ブログへのアップは
一応 火・木・土 を予定してます。
古い話ですがNZの交通事情は当時より改善されているので、NZに憧れている方の参考にはなると思います。

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2018-06-10 10:00:00 | メニュー
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