はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

浜石岳と興津川遊歩道

2015-10-19 12:18:52 | 低山歩き
歩行記録                                                          H27-10-18(日)
歩行時間:?時間?分   休憩時間:?時間?分   延時間:7時間20分
出発時刻:8時25分     到着時刻:15時45分
歩  数: 31、725歩(推定距離23.2km)    GPS距離19.2km
行程表
由比駅 1:20>(農道歩き) 登山道入口 1:10>  浜石岳 0:30> 但沼分岐 1:10> 但沼大橋 0:15> 立花の吊橋
 1:55>(遊歩道経由) 興津駅  
                             浜石岳と興津川遊歩道 観歩記

 天気予報では昨日の土曜日が雨で今日は晴マーク一色。ならば富士山の展望で名高い浜石山頂から、冠雪した富士山を
眺める事が出来ると期待したのだが、その目論みは見事に外れ土曜日は雨が降らなかった。
それでも雪は駄目でも富士山は大丈夫だろうと期待していたのだが。

 10月の知人たちとの低山歩きは浜石岳に行こうと思っていたが、中々コースが決まらなかった。
私の第1候補としては、興津駅-薩埵峠-尾根歩き-浜石岳-青少年センタ--由比駅コースだが、これでは山道が多すぎて
仲間の不評を買ってしまう。
第2案は由比駅-青少年センタ--浜石岳と、浜石までの上りはすぐ決まるが下りの道に適当なコースがない。
同じコースを、登りは山道経由として下りは農道歩きでも良いが、それでは私が面白くない。
他に浜石岳-銚子の滝-由比駅コースもあるが、このコースは車の多い車道歩きが長くてあまり好きではない。
5月に歩いた陣場山経由も面白いが、ここも山道が長くしかも下った所から興津までの距離が長すぎる。
色々悩んだ結果、由比駅-青少年センタ--浜石岳-但沼分岐-但沼-興津川遊歩道-興津駅とした。
ただこのコースは興津川に下ってから興津駅までが7km以上もあり、全体の歩行距離が18km程度になってしまう。
仲間との低山歩きの歩行距離は15km程度に抑える事になっているので、何か言い訳を考えなければならない。
で、興津川の近くを川と平行に走っている国道52号線には、路線バスが走っているので、疲れたらそれを利用すると案内して
何とかクリアした。

   
            登山道入口                              浜石岳山頂

 農道に入った “いっぷく休み処” のベンチから雲一つない富士山が見えていたが、写真は山頂で写せばよいと写さない。
暑い日差しで友人が 「富士山より日影がいい」 と罰当たりな事を言っていた。
先程からユックリ歩いているが仲間の一人が遅れ気味で休憩が多くなってきた。農道でこのペースだと山道になるともっと
大変になるかもと思い、急遽山道を止め農道を山頂まで行く事にした。

 農道を歩いてみてビックリしたのは、このコースを歩く人は殆どが山道を行くと思っていたのに、4組5人の人が私たちを
追抜いて行った事だ。山歩きの好きな人の多くは 「舗装路より山道が好き」 と言うが何なんだろうな?

 山頂直下の無線中継所の所から山道に入った。ここは山頂まで後一息の所で、ここから登ると丸い浜石の山頂の向うに
富士山が徐々に頭を出してくるのが見える。それを仲間にも教えてやりたく山道にしたのだが、残念!無念!
富士山の所だけが雲が高く発生していた。
途中で仲間が 「富士山より日影がいい」 と言った事が現実になってしまった。

 
                 アジサイ                                   紫陽花

 下りは山頂を通り抜け農道の駐車場から、先程の無線中継所まで戻り、そこから再度山道に入った。
急な坂を下りきった所に立つ青少年センタ分岐の道標を直進し、薩埵峠に続く尾根道に入る。
この尾根道で注意を要するのは、ここの分岐から但沼分岐の間にある急な階段だが、仲間は難なく降りる事が出来た。
ここさえ過ぎれば後は注意を要する場所は無い。

 但沼分岐からの長い林の中を下る山道は、前回歩いた時と少し様相が違っていた。道の先には倒木があったり、或いは
崖側が崩れた個所も何ヵ所もあったりしたが、その多くは新しい道が作られ虎ロープで案内してくれてあった。
補修をした道で注意を要する個所もあったが全員難なく通過。この程度なら気分が引き締まって、あった方が良い位かも。

                    
                   立花の吊橋                            立花の吊橋で

 それでも農道に合流してホッとした。後は本当に危ない場所は無く、ただ歩けばよい。

 バス停に着き時刻表を見ると3分後に清水駅行のバスがあった。だが全員バスには乗らず歩く事になった。
大丈夫かな? 一抹の不安はあったものの全員興津駅まで完歩することができた。
歩行距離は約20km位で、今までの最長記録だった。年寄りでも月に一度歩いていると足が強くなるのかな?

 そんな訳で休憩した回数が多く歩行時間の算出はできませんでした。多分タイムはこのコースの最遅タイムでしょう。