西の谷口と関方口を登り降りして車に戻った。
もうこれで高草山を二往復した事になる。本当に物好きだと自分でもアホたれる。
ここから先の農道は走ったことは無いが、さっき歩いた富士見峠のすぐ下の農道、そして池の平の農道に通じているだろうと判断して車を走らせた。
案の定じきに富士見峠下の農道に出た。登り口の写真を撮ろうと車を路肩に寄せる。
更に路肩にと切り返しをするためバックした。
「ガジ ガジ」と異様な音と衝撃が伝わってきた。慌ててブレーキを踏み前進した。
もう一度バックをして路肩に寄せようとすると「ガラガラ」と音がする。
バンバーを引っ掛けて引きずっているのかと思ったが、それにしてはハンドルが取られる。
車から降りてみると左後ろのタイヤがペッチャンコだ。
エッ!パンクしたのかと見てみるとタイヤの側面がグサリと抉られたように穴が開いていた。
これじゃとてもパンク修理では済みそうにない。タイヤを替えなければならなそうだ。
このタイヤ今年の春に替えたばかりなのに、なんでだよ!また金が掛かってしまう。
年金オンリーの生活ではこの臨時出費は痛いし情けない、泣くに泣けない。
それに妻にはとても言えないし、ばれれば山に行かせてもらえなくなる。どうしよう?
こうなったら仕方ないヘソクリを下ろしてタイヤ交換をしてしまおう。そして全て黙っていよう。
方針は決めたが意気消沈した気分でのタイヤ交換は腕に力が入らなかった。
(このブログは妻は知らない。またパソコンの操作もできない妻に見られる恐れは無い)
気を取り直して池の平に向けて進む。
池の平は山中では珍しく広々と開けた所で車は何所にでも置ける。さっきのように隅に移動する必要もない。
サー気を取り直して最後の歩きに挑戦しよう。
ここに車を置いたら時石に下り、時石から、さっきのみかんのあった潮見平へと登る。
そしてそこから引き返して同じ道をここ池の平まで戻ってくる。
普通ならこんな馬鹿な登山をする人はいないだろうが、これもまた楽しいだ。
そうだ気分転換にウォーキングシューズの事も報告しておこう。
1回目に大井川の河川敷を歩いた時は右足の踝の上辺りが靴と当たり皮がむけ血が滲んでしまった。
その次は予めキズバンを貼って歩いたら何ともなかった。
今ではキズバンも貼らずそのままでも何とも無い。
靴が足に馴染んだのか、それとも足が靴に慣れたのか分からないが1万4千円出して駄目で4千円で異常無し。靴選びは難しい。
前回の道を時石に向かって歩いていて驚いた事にぶつかった。
前回一本杉の標識が変な方向を向いていたと書いたが、その標識が直っていた。
農道に対し直角に立って一本杉の方向を林の方だと指している。
標識の根元を見ても厚い鉄板を道路の脇のコンクリートへ固定してあるので道具無しでは曲げる事は出来そうもない。
イタズラで曲げたりとても出来そうもないのだが、前回とは向きが違っている。
どうしたのだろう?と考えながら道路脇の階段を下りて林の中に入る。
すると前回倒木で歩きにくかった所に新しい迂回路ができていた。階段もしっかりつけてある。
若しかして、ここが倒木で歩けなかったので農道を迂回させようと標識を隠してあったのかもしれない。
理由は分からないが、ともかく標識は正しい方向を向いていた。
だが帰りに車でこの農道を走ったら、とんでもなく遠回りをして知らないに出てしまった。
前回は思い切って林の道を進んで良かったと思った。と思う反面岡部町の標識の付け方はやはりおかしいと腹も立ってきた(やつ当たり)
腹も立ったが、やはり感謝しなければいけない。こんな山道も修復をしてくれるのだから。
それにしても一本杉だか大杉だかが出てこない。
林の中の山道を出て後ろを振り返ると杉の森は見えるが一本杉と言える様な木は見えない。
丁度みかんの収獲をしていた人がいたので聞いてみた。
「一本杉は何所にあるのですか?」
「一本杉はもっと上だよ」
「今一本杉の標識のある所から来たけど途中には無かったけど」
「見えにくい所にあるから分からなかったじゃないの」
一本杉が見えにくい?? しかし結局分からずじまい。
標識もあるし麓の案内板に書いてあった一本杉だか大杉は、こうして幻の杉になってしまった。
時石に着いた。前回はここから下って三輪のバス停に行ったが、今日はここから登って潮見平に行く。
登り始めると大正時代の標識と書かれた案内板が石の標識を指している。
大正時代にハイキングなんて考えられないから、きっと高草山の祠にお参りに行く参道だったのかも知れないな。
その横に「池の平 高草山 →」と書かれた手製の標識が。まだこの上に池の平に行く分岐があるのだろうか?
15分程歩いて農道へと出る階段を登ると、有りました。例の「潮見平へ ?」の標識が。
やはりこの道が時石と潮見平らを結ぶ山道だったのだ。さっき思い切ってこの道を下れば往復で30分も掛からず時石まで行けたのに。
そうすればパンクもしないで済んだ。疲れが判断を躊躇させてしまったのだ。情けない。
この辺りは「雲谷」と言うらしい。出合いの場所から少し離れた所に、その謂れが書いてあった。その中にこんな表記があった。
「昔は、神神社も高草山を御神体としていた頃があり-----」やはりさっきの大正時代の標識は参道の案内標識だったのだ。
潮見平に戻ったが、さすがみかんには手が出ず、そのまま時石に下った。
時石に来て思い出した。時石~潮見平の間で池の平に向かう分岐は無かった。
農道は何回か出合い、そのどれかを進めば池の平に着くだろうが、そんな表示は無い。
然るにこの手製の標識はこの先にあたかも池の平に行く道があるかのようだ。
茶色の案内図には池の平は省略されているので誰かが気を利かせて付けたのだろうが、明らかに間違っている。
ヨシ!とばかりに標識を外して時石の左(北)に当たる分岐点側の木に取り付けた。
あとは池の平に戻るだけ。途中再度一本杉を注意して行ったが相変わらず幻の木で終わってしまった。
アーアッ イヤだけどタイヤ交換に行かなければ---
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明日から7日間の中国旅行。29900円で全食事、全観光付の
格安旅行がどんなものか。 乞うご期待でお待ち下さい。
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もうこれで高草山を二往復した事になる。本当に物好きだと自分でもアホたれる。
ここから先の農道は走ったことは無いが、さっき歩いた富士見峠のすぐ下の農道、そして池の平の農道に通じているだろうと判断して車を走らせた。
案の定じきに富士見峠下の農道に出た。登り口の写真を撮ろうと車を路肩に寄せる。
更に路肩にと切り返しをするためバックした。
「ガジ ガジ」と異様な音と衝撃が伝わってきた。慌ててブレーキを踏み前進した。
もう一度バックをして路肩に寄せようとすると「ガラガラ」と音がする。
バンバーを引っ掛けて引きずっているのかと思ったが、それにしてはハンドルが取られる。
車から降りてみると左後ろのタイヤがペッチャンコだ。
エッ!パンクしたのかと見てみるとタイヤの側面がグサリと抉られたように穴が開いていた。
これじゃとてもパンク修理では済みそうにない。タイヤを替えなければならなそうだ。
このタイヤ今年の春に替えたばかりなのに、なんでだよ!また金が掛かってしまう。
年金オンリーの生活ではこの臨時出費は痛いし情けない、泣くに泣けない。
それに妻にはとても言えないし、ばれれば山に行かせてもらえなくなる。どうしよう?
こうなったら仕方ないヘソクリを下ろしてタイヤ交換をしてしまおう。そして全て黙っていよう。
方針は決めたが意気消沈した気分でのタイヤ交換は腕に力が入らなかった。
(このブログは妻は知らない。またパソコンの操作もできない妻に見られる恐れは無い)
気を取り直して池の平に向けて進む。
池の平は山中では珍しく広々と開けた所で車は何所にでも置ける。さっきのように隅に移動する必要もない。
サー気を取り直して最後の歩きに挑戦しよう。
ここに車を置いたら時石に下り、時石から、さっきのみかんのあった潮見平へと登る。
そしてそこから引き返して同じ道をここ池の平まで戻ってくる。
普通ならこんな馬鹿な登山をする人はいないだろうが、これもまた楽しいだ。
そうだ気分転換にウォーキングシューズの事も報告しておこう。
1回目に大井川の河川敷を歩いた時は右足の踝の上辺りが靴と当たり皮がむけ血が滲んでしまった。
その次は予めキズバンを貼って歩いたら何ともなかった。
今ではキズバンも貼らずそのままでも何とも無い。
靴が足に馴染んだのか、それとも足が靴に慣れたのか分からないが1万4千円出して駄目で4千円で異常無し。靴選びは難しい。
前回の道を時石に向かって歩いていて驚いた事にぶつかった。
前回一本杉の標識が変な方向を向いていたと書いたが、その標識が直っていた。
農道に対し直角に立って一本杉の方向を林の方だと指している。
標識の根元を見ても厚い鉄板を道路の脇のコンクリートへ固定してあるので道具無しでは曲げる事は出来そうもない。
イタズラで曲げたりとても出来そうもないのだが、前回とは向きが違っている。
どうしたのだろう?と考えながら道路脇の階段を下りて林の中に入る。
すると前回倒木で歩きにくかった所に新しい迂回路ができていた。階段もしっかりつけてある。
若しかして、ここが倒木で歩けなかったので農道を迂回させようと標識を隠してあったのかもしれない。
理由は分からないが、ともかく標識は正しい方向を向いていた。
だが帰りに車でこの農道を走ったら、とんでもなく遠回りをして知らないに出てしまった。
前回は思い切って林の道を進んで良かったと思った。と思う反面岡部町の標識の付け方はやはりおかしいと腹も立ってきた(やつ当たり)
腹も立ったが、やはり感謝しなければいけない。こんな山道も修復をしてくれるのだから。
それにしても一本杉だか大杉だかが出てこない。
林の中の山道を出て後ろを振り返ると杉の森は見えるが一本杉と言える様な木は見えない。
丁度みかんの収獲をしていた人がいたので聞いてみた。
「一本杉は何所にあるのですか?」
「一本杉はもっと上だよ」
「今一本杉の標識のある所から来たけど途中には無かったけど」
「見えにくい所にあるから分からなかったじゃないの」
一本杉が見えにくい?? しかし結局分からずじまい。
標識もあるし麓の案内板に書いてあった一本杉だか大杉は、こうして幻の杉になってしまった。
時石に着いた。前回はここから下って三輪のバス停に行ったが、今日はここから登って潮見平に行く。
登り始めると大正時代の標識と書かれた案内板が石の標識を指している。
大正時代にハイキングなんて考えられないから、きっと高草山の祠にお参りに行く参道だったのかも知れないな。
その横に「池の平 高草山 →」と書かれた手製の標識が。まだこの上に池の平に行く分岐があるのだろうか?
15分程歩いて農道へと出る階段を登ると、有りました。例の「潮見平へ ?」の標識が。
やはりこの道が時石と潮見平らを結ぶ山道だったのだ。さっき思い切ってこの道を下れば往復で30分も掛からず時石まで行けたのに。
そうすればパンクもしないで済んだ。疲れが判断を躊躇させてしまったのだ。情けない。
この辺りは「雲谷」と言うらしい。出合いの場所から少し離れた所に、その謂れが書いてあった。その中にこんな表記があった。
「昔は、神神社も高草山を御神体としていた頃があり-----」やはりさっきの大正時代の標識は参道の案内標識だったのだ。
潮見平に戻ったが、さすがみかんには手が出ず、そのまま時石に下った。
時石に来て思い出した。時石~潮見平の間で池の平に向かう分岐は無かった。
農道は何回か出合い、そのどれかを進めば池の平に着くだろうが、そんな表示は無い。
然るにこの手製の標識はこの先にあたかも池の平に行く道があるかのようだ。
茶色の案内図には池の平は省略されているので誰かが気を利かせて付けたのだろうが、明らかに間違っている。
ヨシ!とばかりに標識を外して時石の左(北)に当たる分岐点側の木に取り付けた。
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