忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

よあけをじっかん

2012-11-11 | 共に
 早朝に出発し県内の間に朝食用の品を買うためコンビニに立ち寄る。まだ店内に他の客はなく、新しい食品が陳列棚に並び始め業者が配達にもやって来る時間。
 あと少しで交代なのか店員の形式的な接客言葉にさえだるさを感じさせた。外に出るため私がドアを押すのと店内に人が入ろうとしたのはぼぼ同時。ほんのわずかに私が先に店外に出てドアノブを持ち開けたままで「すみません(どうぞ…)」 と言う。
 サングラスが目だつ高い身長でがっしりした体形の30過ぎた男性は、それが当然のように黙って横をすり抜けた。
 よくあることなのだけど、車に戻りあの男性が乗って来た乗用車の値段を600万円以上と聞いてしまった。私にとってはすごい大金持ちかも知れないが、持ち物の価値より人間としての価値の低さを思って後味の悪さを残す。

 数時間後に別の県でトイレ休憩を兼ねコンビニに入る。笑顔と明るい声の女性店員のさわやかな挨拶が気分をよくさせる。
 出入り口でこんどは女性と逆の立場になり私の「ありがとうございます」に、通勤途中と見られる女性から頭を下げての挨拶をもらって清々しい朝を実感した。

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