忘却への扉

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ちゅういがき

2012-10-10 | 平和を
 物忘れなどまだ大したことないつもりでいるが、今日もお昼に帰宅し1人だけの居間を見ていて少し頭が痛いのに気がついた。もしかして今朝食後の薬を飲み忘れたのではと思う。
 テーブルの上に置かれたままの大きめのコーヒーカップを手にし中を確かめると、底にわずかに残っていたのは牛乳で水ではなかった。やはり薬を飲み忘れたのがわかる。
 食後の薬は食事をしてすぐ飲まず、30分ほど時間を空けて飲む方が効果があると聞き、時々やってみるのだけれど飲んでこその効きめなのを忘れてしまう。
 目の手術をしてからいまだに定期に通院中で眼薬を1日4回さしている。その眼薬と別の液体の皮膚への塗り薬を間違えることも何回かありヒヤッとした。
 容器の大小、色も形も違うのに、眼薬を塗りかけるのはまだしも塗り薬の液体を目に入れそうになった時にはドキッととした。容器に太めの赤い文字で、【目には入れないで下さい】とあるのを最近知った。
 夜になりメールなどのためにパソコンで、IDとパスワードを打ち込むのに何回もやり直すこともある。その間違いの繰り返しで自分の体調を判断できる。
 自分の不具合を認めていれば失敗を減らせるのではとも思う。東日本大震災と福島東電人災事故から1年7ヵ月、復旧作業はまだまだ。新たな震災の起こる危険への注意喚起は、なにかと配慮されいる。
 だが原発事故の反省はほとんどなく脱原発も規制委員会さえ抜け道だらけの闇の中。近くにある原発の事故を心配する毎日なのに、電力会社は安心の押しつけ宣伝に力を使う。原発にこそ【大事故の危険有り!当社の嘘と無責任に注意を!】の宣伝と原子炉建屋への特に目立つ注意書きが必要。

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