羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

世田谷散歩(すみれば)

2014年04月02日 | Weblog
そして四月。絶好のお散歩日和到来。
この季節の変わり目、以前は苦手だった。
「快晴!春!」と浮かれて外出すると必ずガツンと頭痛にやられる。
帰り道に悲しく悔しい思いをすることが多かったが、
少々「歩くこと」と「体力」を取り戻しつつあるので、
ひとりでリュックをしょって出発した。
世田谷の「すみれば」という公園で今はスミレ展をしている。
  

ここへきたのは二度目だけれど小さな落ち着く庭園。
満開の桜のまわりでスミレたちが風に吹かれている。

   


帰りには世田谷文学館へ行った。
いまは「旅についての断章」コレクション展。

「旅の開放感は、一言でいえば自分の住所、氏名からの解放感である。」  
   寺山修司 『旅の詩集』より


歩き、バス、また歩き、バス、迷ったらスマホのナビ。
疲れたけれど、頭痛にならなかったのが何より嬉しく、
ふしぎなことにエネルギーが補充された感じがしている。
気ままな散歩はやっぱり「わたし」なのだ。
手放したあとはじぶんを取り戻さなくちゃいけない。

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