「美の巨人たち」に「だまし絵 孤高の画家 謎めく部屋」
とサブタイトルがついていたので、慌ててテレビをつけた。
やはりデンマークの画家、ハンマースホイだった。
ハンマースホイはオランダのフェルメールに影響を受けたと言う。
フェルメールのように静謐な室内画が多い。
この画家のことを知ったのは3チャンネルの「日曜美術館」だった。
以前にもどこかで目にして印象に残っていた。
(たぶん2008年に展覧会があった頃だったと思う、今から思うと・・・)
去年、「日曜美術館」の再放送かなにかで、ようやく名前がわかり、
忘れないように手帳に書きとめておいた。「ハンマースホイ、扉のつづく絵」と
走り書きしてある。
不思議な部屋、曖昧に描かれる対象物、
それは観る者の想像力を映し出す心のスクリーンだと、テレビは解説していた。
わたしはこの誰もいない扉ばかりの部屋に惹かれる。
扉にあるノブは小さすぎたり、手が届かないくらい高い位置にあったりする。
よくみるとノブそのものがない扉もある。
もちろん開けてどこかへ行くことのできる扉もある。
どこへ行くのか、どこかへ行けるのか、それはどこで、じぶんの行きたいところなのか。
不安感と親近感を何故か同時に感じる。
もしかしたら、誰もが抱えている宿命としての孤独感が、共鳴するのかもしれない。
とサブタイトルがついていたので、慌ててテレビをつけた。
やはりデンマークの画家、ハンマースホイだった。
ハンマースホイはオランダのフェルメールに影響を受けたと言う。
フェルメールのように静謐な室内画が多い。
この画家のことを知ったのは3チャンネルの「日曜美術館」だった。
以前にもどこかで目にして印象に残っていた。
(たぶん2008年に展覧会があった頃だったと思う、今から思うと・・・)
去年、「日曜美術館」の再放送かなにかで、ようやく名前がわかり、
忘れないように手帳に書きとめておいた。「ハンマースホイ、扉のつづく絵」と
走り書きしてある。
不思議な部屋、曖昧に描かれる対象物、
それは観る者の想像力を映し出す心のスクリーンだと、テレビは解説していた。
わたしはこの誰もいない扉ばかりの部屋に惹かれる。
扉にあるノブは小さすぎたり、手が届かないくらい高い位置にあったりする。
よくみるとノブそのものがない扉もある。
もちろん開けてどこかへ行くことのできる扉もある。
どこへ行くのか、どこかへ行けるのか、それはどこで、じぶんの行きたいところなのか。
不安感と親近感を何故か同時に感じる。
もしかしたら、誰もが抱えている宿命としての孤独感が、共鳴するのかもしれない。
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