羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

さあ、出かけよう。

2011年10月19日 | Weblog
あ~うれしいな~と思うほど秋がやってきた。
この季節に外に行かなくていつ行くの、というほどの澄んだ空気。
世田谷文学館の萩原朔太郎展、
近代文学館の「いま言葉を信じるということ」、行くつもりのあれこれを
予定にいれながら、やっぱりすこし遠出もしたい。
どこかを歩きたい。
どこ?と考えたらやっぱり湯ヶ島だ。
むかし、何度か行ったところ。
東京ではなくここで生きて行けたら、と思って歩いた川沿いの小道。
梶井基次郎が見上げたであろう大きな桜の木。
檸檬忌、という懐かしい思い出。

あの場所にもう一度行こう。再訪しようと思いながら月日が流れた。
何年(何十年)ぶりかな、、と思いたって湯川屋さんに電話をしてみた。
「昔、檸檬忌におじゃました者です」という話もして感慨深いものがあったけれど
梶井が滞在していたあの旅館は廃業してしまったそうだ。

でも行こうと思ったらやっぱり行く。
昔は日帰りで行って帰ってきた。
最初は檸檬忌で知り合った青年にあちこち文学案内してもらった。
バスに乗ったり降りたりしながら元気だったので(?)よく歩いた。
(檸檬忌、ということで皆がきちんとした格好をしていたのに、
わたしだけツギハギだらけのジーパンに運動靴、という写真が一枚残っている)

兄が母を見にきてくれることになったので、
「ひとり旅パート2」伊豆、湯ヶ島編。
近々実行予定。




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