羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

セイムタイム・ネクストイヤー

2010年04月21日 | Weblog
旧友と再会したり、このところ「過去へと」遡って感慨にふける事が多く、
たぶん(いや確実に)トシを重ねていることを実感。

加藤健一さんという役者さんが好きで、
「セイムタイム・ネクストイヤー」という芝居を下北沢へ一人で観に行ったのは、
二十年近くも前だった気がする。
数年後に再演されたときもまた観に行った。
二人芝居なので、女優の高畑敦子さんを知りその時から彼女のファンにも
なった。

「加藤健一事務所」からは毎年、お知らせが届く。
でもずいぶん長いこと観劇に行ってなかった。
今回「モリー先生との火曜日」のお知らせを読んだとき何故かすぐに
「行こう!」と思った。
余裕のないような日々を過ごしていると感じていた。
すべてに対してぬぐいきれない「逼迫感」のようなものを感じていた。

こういうときにこそ「文化」や「芸術」に触れる好機かもしれない。

そして、前売りチケットの発売初日だけあの「セイムタイム・ネクストイヤー」の
ビデオ上映がされると書いてあった。
タイミングよく仕事が休みの日だったので、
懐かしいビデオを観ることができた。
「次の年もまた同じときに同じ場所で」・・・、絆と信頼が育んでいくものが、
劇中の二人が交わすまなざしに表れていて、何度みても好きな舞台だった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿