羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

傷あと

2009年04月24日 | Weblog
お風呂に入ったら、小さな傷あとを発見した。
昨日はなかったと思うし、今日どこかでケガをした覚えもない。
お酒は呑めないから無意識のケガでもないし、
猫に引っかかれたようなあとでもない。

とても不思議な気分でその真新しいごく小さな赤い傷あとを眺め、
触れてみる。
気がつかなかったくらいだから痛くもない。
(気がついてみるとほんのすこし痛い)

小さなしるし。
傷ついたこころを慰めるために、与えられたような、、、。
お風呂上りの白い足に、鮮やかな赤。

たぶん少しずつ、治っていくだろう。
時間が経つから。
わたしがいつもみていたあの絶望は、
こうしてかたちを変えて、ときの流れにのるのだろうか。


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