羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

巡り合うとき

2010年10月06日 | Weblog
「優しいおとな」を読み終えた。新刊がでてすぐに買うのはわたしは桐野夏生さんだけだ。
(それもアンケートや会場調査で貰える図書カードを使う)
近未来をたくましく生き抜くイオン少年の話はスカイエマというひとのイラストのイメージが
ピッタリだった。読売新聞に連載されていたらしい。

桐野作品はそういうわけで単行本ばかりが並ぶ。
本棚から本があふれてきて、売れそうな本はアマゾンに出品することにした。
でもやっぱり愛着があるから桐野さんや、春樹さんは除く。
詩の関連ももちろん除く。

大島弓子さんの古いコミックや、バザーで買った児童書や、
ちょっと変わった古い本なんかをアマゾンで検索してだしてみる。
でもやはり新しい本も需要があって天童荒太さんの「静人日記」は出品して数時間後には
もう買い手がついていた。
椎名誠さんの「大きな約束」も続編と一緒に買っていただいた。
アマゾン古書店の名は「巡り合う小舟たち」という。
もちろん、あの好きな映画「めぐりあう時間たち」から拝借した。

いまこの店で高価なのは「透析か移植か」という精神医学の本。
何年も前にブックオフで購入して難しいなりに興味をもって読んだ。
それから「六羽のかもめ」という倉本総さんの脚本原作も数が少ないからか、
意外にいい値段で売れるかも!?しれない。

小舟に古書を積んで送り出す。
新しい読者に巡り合うために。

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