羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

緑光る旅へ

2017年06月01日 | Weblog
次女と山形への旅。
一日目、新緑の山寺へ。あの石段を上るのは諦めていたので付近を散策。
誰もいない芭蕉記念館の庭から山頂の立石寺を眺める。遠い。遠いけどいい風景。

今回の旅もたった三日にたくさん詰め込んだ。
交通の便が良くなくて計画をたてるときにすごく苦労した。
昼過ぎ、山形に戻りお弁当を買って高速バスに乗る。鶴岡へ。
わたしたちは乗り物がすいているときは離れて座り自由に過ごす。
いつでもピッタリくっついているわけではない。それぞれの思いの中で窓を見たりして過ごす。

高速バスで山形を横断して鶴岡へ。
宿の車が来てくれたのでクラゲの加茂水族館へと行く。
娘は水族館が大好き。クラゲももちろん好き。土日はそうとう混むらしいが金曜日の夕刻。
ゆったりと静かに閉館までクラゲたちを見ていた。

今回は「愉海亭みやじま」という宿の「母の日プラン」で二泊。
目の前は白い砂浜と海。希望した洋室は広く、食事も部屋食だったので寛いだ。
日本海に沈む夕陽の圧倒的な美しさがここの売りで、それは展望風呂から眺めた。

二日目は酒田へ。フリーパス購入。レンタサイクルで地図を見る娘の後姿を一生懸命追う。
時々彼女は心配して母を待つためにふり返って自転車をとめる。
酒田は映画「おくりびと」のロケ地だった。建物に説明がある。
海向寺で即身仏に手を合わせ日和山公園へと行く。店を出し始めたご主人とすこし話す。
駅に戻り自転車を返して列車に乗り最上川へ。予約しておいた「最上川ライン下り」
川は思ったより急流だった。
酒田に戻り、そういえばお昼を食べていないけどもう夕方。売店で娘はアイス、わたしはお菓子を買って食べる。
アイス?そうそう「ずんだソフトクリーム」だった。わたしは「だだちゃ餡パイ」。枝豆のスイーツ。
まだすこし時間あるので小雨の中、山居倉庫へ、バス。
山居倉庫は湊町、酒田のシンボル米蔵倉庫が並んでいる。
しかし駅に戻るバスがなかなか来ない。このバスに乗らないと鶴岡に行く列車に間に合わない。
鶴岡では時間外なのに宿の迎えが待っているはず。
焦り始めた頃にやっと来たバスに乗る。酒田駅、あと一分で列車は出る。
以前も伊勢旅行でこんなことあったよね、と言いながら改札を走り抜け階段を上って降りる。
先に行く娘を必死に追いかけてどうにか間に合った。

翌日は羽黒山へ。昨日のフリーパス活用してバスで国宝の五重塔を目指す。
それから山頂まで行ったが、とにかく寒い。雨も降り出したので早々とひきあげた。

旅日記をこうして書くのは珍しいかも。
スマホの機種変更したら、デジカメから写真を転送できなくなった。
ニコンにもauにも聞いたがそういう問い合わせが今多いとか何とか・・・。

次女は不調もあって心配だったけど、笑顔で今回も旅を共にしてくれた。
わたしの膝も大丈夫だった。若葉輝く五月の旅、無事に終了。

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