羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

そんな秋の午後

2011年10月10日 | Weblog
いい天気。秋の空。雲。
母に美容院へ髪を切りに行こう、と言ってみた。
昨日も近くのコンビニまでゆっくりゆっく~り歩いたし、
散歩がてら、ね。
数ヶ月前に二度連れて行った徒歩圏内にある美容院は
(そのときはすごく喜んでいたのだが)ヘタだからもう絶対に行かない!と
夏ごろから言い出して困っていた。
母がよく通っていた所は母がいま歩いて行くにはやや遠い。
(以前ならひとりで歩いて行っていたが)
だからといって「近くてすみません」といってタクシーに乗るほどの
距離はない。どう考えてもないと思う。
またしてもわたしが車さえ運転できれば、、と考える。
よくいく隣のパン屋まで行っておろしてあげればいい。
でもないものはしかたない。。。うちにクルマはあるけど。
母はじぶんではいつでもどこへでも歩いて行けるつもりだ。
「言われなくたって美容院は行く!あの髪芝居に行く、ひとりで」と、
いろんな事は忘れても通っていた美容院の名前とわたしが連れて行った所への
不満だけはきっちりと覚えている。
昨日の様子で時間をかければ歩いて行けるのではないか、と結論を出した。
帰りは無理な様子だったら遠回りでいいからタクシーを呼ぼう。
でも結局は行けなかった。
こういう時になるとやはり突然「調子が悪い」と言い出す。そう、やっぱりね。
それでまたあの美容院の悪口だ。何度も何度も・・。聞きたくないな~、もう。
繁盛しているしスタッフも皆感じの良いところなのに。
なんか理由があるのかもしれないし、今頃言い出したのだからこじつけかも
しれない。まあ、いいや。(ホントは困ってるけど)

だから今日は母を外に連れて行くことはなく、
ひとりで自転車で散歩にでかけた、午後になって。
あの猫たちのところも寄ってみた。
意外にも一匹が逃げないでさわらせてくれた。
あれ?覚えてくれた?わけじゃないよね。餌も持ってないし。
でももしかしたら認知してくれたのかも。
猫のあたまをさわってみたら、駿や飼い猫とは全然ちがう。
野に生きる猫の手ざわり。話しかけても遠くを見てる。


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