先日、新聞の投稿欄に「映画化するのが早すぎる」という若い人の意見があった。
投書は読書家で、経済的にも、持ち歩くためにも、読みたい本は文庫になるのを
じっと待つ。と書いていた。
それなのに、ベストセラーは、文庫にもならないうちに映画化される。
映画化されると、内容が分かってしまうだけではなく、俳優の印象が強くなり、
楽しみが半減する、じぶんのイメージを伴ってドキドキと読み進むのが好きなのに、と。
もっともだと思った。
せめて文庫になるまで、映画にするのは待って欲しいという気持ちは良く分かる。
投稿は具体的な本や映画のタイトルはあげていなかった。
でも、もうすぐ封切られる映画「ゴールデンスランバー」はその良い例だと思う。
「伊坂幸太郎さんの本は全部読んでいる」という友人が一番のお薦め!と言って、
貸してくれたので、わたしは去年それを読むことができた。
間違いなく面白かった。
映画になると聞き、堺雅人さんや吉岡秀隆さんが好きだから、
「やったあ」と思った。
本と映画、それぞれ別のものとして、愉しめばよいのだろうけれど、
活字が好きなタイプにはやはりページを繰るひとときは貴重だ。
ひとりで読み進む本の世界から発展してみんなで観る映画へと、
わたしなら、そういう順序がいいと思う。
投書は読書家で、経済的にも、持ち歩くためにも、読みたい本は文庫になるのを
じっと待つ。と書いていた。
それなのに、ベストセラーは、文庫にもならないうちに映画化される。
映画化されると、内容が分かってしまうだけではなく、俳優の印象が強くなり、
楽しみが半減する、じぶんのイメージを伴ってドキドキと読み進むのが好きなのに、と。
もっともだと思った。
せめて文庫になるまで、映画にするのは待って欲しいという気持ちは良く分かる。
投稿は具体的な本や映画のタイトルはあげていなかった。
でも、もうすぐ封切られる映画「ゴールデンスランバー」はその良い例だと思う。
「伊坂幸太郎さんの本は全部読んでいる」という友人が一番のお薦め!と言って、
貸してくれたので、わたしは去年それを読むことができた。
間違いなく面白かった。
映画になると聞き、堺雅人さんや吉岡秀隆さんが好きだから、
「やったあ」と思った。
本と映画、それぞれ別のものとして、愉しめばよいのだろうけれど、
活字が好きなタイプにはやはりページを繰るひとときは貴重だ。
ひとりで読み進む本の世界から発展してみんなで観る映画へと、
わたしなら、そういう順序がいいと思う。
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