羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

傷ついて、、。

2005年06月28日 | Weblog
Aはとても繊細なひとだったのだと思います。
子供のいない既婚者でしたが、妻の裏切りに
心身ともに傷付いていました。

例えば、『恋人同士みたいに』わたしたちが仲良くしても
彼は可能ではありませんでした。
口論のようなメール、会えない日々、遅刻。
それでも、やっと会えたとき彼の部屋で、わたしが心から彼を
愛しいと思い、大切にしたい、と思った瞬間に、
彼のからだが反応することを知りました。

その頃、わたしはAの長文メールを理解しようといつも読み返し、
対抗するように返信を書き、
バイトが休みの平日に連絡があれば、さっさと外出し、
また彼からの連絡を待つ、という日の繰り返し。
夕食を作る時間には帰宅していたし、普段通りに生活していたつもりでも、
やはり家族からの不信は拭えませんでした。

夫は「誰か好きな人がいるの?」とわたしに聞きました。
何故?と聞き返せば「そんなの態度を見てればわかる」と・・・。
その頃、居間に無造作に置いてあったわたしの携帯を夫に読まれた事もありました。
でも夫に「読んでない」、と言われると自分の勘違いだったのかと
のんきに思ったりしていたのです。

でもある日、決定的な事件が起きました。
わたしがハッキリ拒否しなかったためにAにキスマークをつけられたのです。
それを、着替えるときに夫に見つかってしまいました。
そう、大変な事態になってしまったのです。

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