羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

ピンクのカーディガン

2012年03月24日 | Weblog
すこしだけ暖かくなってすこし母も体調がよくなってきた。
昨日は狭い家の中に次々と人がやってきた。
手すりをつける工事の人。介護ショップ会社の人たち。
それからケアマネさん。ディサービスの相談員さん。
書くものがたくさんある。母の名前、ハンコ。代理申請のわたしの名前、ハンコ。
こんなにたくさんの書類がでてくるとは、当事者にならなければ
わからないことだった。
バタバタしていると母がすこし顔をだしてひっこみまたそろりと見に来る。
いつの間にかよそゆきのきれいなピンク色のカーディガンを着ている。
わたしはと言えば毛玉のついたセーターによれよれのジーパン、すっぴん。
なんだかきれいな服を着た母をかわいく思う。
しかし、、夕方になり皆さんが帰ってふと母をよく見たら
なんと昼間汚したズボンをはいていた。
すべて点検を終えて洗濯も掃除も終わったつもりだったのに
なぜか外側に汚れがぺったりとこびりつたまま。
あれま!とびっくりして手をつないでお風呂場へ。
まあ、かがまなければ見えない感じだったので母の装いは成功だったのだと思う。
そうだよね。よかったわ。
手すりもついたし、それを活用してトイレ、失敗なく行けることを願います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿