羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

迷うから恋

2009年12月13日 | Weblog
「まず行動する」優柔不断なくせに意外に大胆な一歩を外に出している。
このわたしの性格が、そのまま娘に受け継がれたのだろうか。

とにかく草むらから顔をだすウサギ。
臆病なくせに、好きな匂いに敏感だし、跳躍力にじぶんでビックリしたりする。

わたしはたくさんの恋をしてきた。
彼女もたくさんの恋をするだろう。
でもわたしは昔気質の母親にはなにも話さなかった。
なにも話せなくて、結局は大胆すぎる跳躍をして飛び出し、
母親を泣かせてしまった。


そんなわたしの「昔話」を聞きたがる娘。
もうすっかりオトナになった。
いま、恋の選択肢に逡巡しているようだ。

猫をさわりながらぽつぽつと話が打ち明けられる。
予測はしていて見守っていた親ウサギは、
読み終わった新聞をまた広げたり、彼女の表情を見たりしながら、
一緒に考える、「一歩を踏み出した」あと、これからのことを。

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