羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

ゴミのやま

2019年03月19日 | Weblog
大変だと覚悟はしていたが、これほどだとは思わなかった。
業者に一括して処理を頼む、という選択肢が無い訳ではない。
でも去年から少しずつ整理してきたつもりだったし、
なんとなく「親に託された」感じがしてじぶんで仕分けしよう、と思った。

天袋、物入れ、押入れ、引き出し、ソファの裏、台所すべて、とにかくすごい。
不燃物、プラスチック、紙類、衣類、そのほか・と分けていく。
でもここにきて協力者、まあ、夫なんだけど、がようやく現れたので、
一人で奮闘しているよりはだいぶ違う。
庭にある物置も奥が深かった。
ここで暮らした30数年分だけではない。
母がとっておいたわたしと兄の「思い出のあれこれ・通知表まで」。
父の書類、本また本、大量の写真。
それどころかわたしが結婚するとき実家に置いて行ったものたちが
大きなダンボールの中で眠っていた。
手紙、日記、ノート、写真、40年前のじぶんと再会するとは思わなかった。

父の蔵書、よく分からない壷たち、母がきちんとしまっていた「国民服」、
何故か天袋から出てきた山下清の掛け軸などは、
ライン査定を頼んで鑑定してもらい幾らかで引き取って貰った。

それにしても、まだまだ家の中はすごい。
ゴミの山。
三鷹市は不燃ごみが月に二度しかない。古紙、古着も4回しかない。
とても出し切れないので粗大ゴミと同時に多量ゴミとしてネットで申し込み、
有料で回収してもらう。そういうことをもう10回以上している。
一回に袋ゴミを5個位、家具、寝具などと同時に出す。
ゴミにだすのも容易ではない。
自治体によっては車でゴミセンターに何でも持ち込んで1キロいくらで処理できるという。
三鷹にはそういうシステムがないらしい、と諦めていたらひとつだけあった。
車で持ち込み!これだ!と喜んだら、持ち込めるのは可燃ゴミだけ。
大量の紙類がまだまだあるのだけれど、それは資源ごみだからダメらしい。
ガッカリ・・・。可燃ゴミだけ持ち込めるって・・・生ゴミ?

これらの片付けが終わらないので、自分のものに手が回らない。
来月、引越しできるのだろうか。

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