羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

黒いワンピース

2014年05月08日 | Weblog
暑かったり寒かったりする。
洋服ダンスをあけて明日の天気と気温を思案する毎日。

そして今日、喪服をだした。
亡父の姉、好きだった。思い出もたくさんある。
高齢となり、周囲を困惑させる出来事が頻出していると聞き、
いつしか足が遠のいていた。
今回、その叔母と同居して面倒をみていた兄から連絡をもらい、
すぐ病院に行った。

もちなおしてくれたのだと思っていた。
手を握り、声をかけると会話もできた。
しっかりした声だった。

昨日、兄から聞いた話ではあまりよくないという。

縁起が悪いから見ないようにしていたけれど、
今日、点検するために喪服をだした。

そして、来月に挙式を控えている次女の具合がわるい。
アトピーの悪化で、ほんとうにかわいそうだ。
祝日でもあいている医院を探して一緒に行った。
診察室ではらり、と彼女の目から涙がこぼれた。

延期も考えようと思う。
やさしい彼がいつもそばにいる。

結婚式に着ようと思ったワンピースをそっとしまって、
喪服をだした、今日はそんな日。

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