羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

萩に月猫

2013年07月15日 | Weblog
七月はじめての更新~・・・!生きてます。。。
みた映画、行ったところ、食べたとこ、、、いろいろあったケド
なんか「綴る」という動作がちょっと遠かった。

で、それらはいつか。いつかくかは不明だケドいつか。
で、この週末、こども達とご飯を食べた。
長女はまた海外に行っているので、埼玉から来た次女と、
珍しく「会う?」とお誘いしてくれた長男と三人で。
小さかったこどもたちは大きくなって
母を乗せてドライブにも連れて行ってくれるし
食事もごちそうしてくれる。

国分寺のカフェ「萩に月猫」

こどもたちは牛タンカレーや「漬けカツ丼」わたしは「月猫ランチ」

古民家を改装してとてもこじんまりとした雰囲気のいいお店。
奥の座敷(掘りごたつになってる)に座って庭を眺めていると、
田舎の親戚のうちに遊びに来たようですっかり寛げる。
しかも有機野菜をつかった料理はとても美味しかった。
白猫さんがいるらしいが「営業時間にはたいてい寝てます」とのことだった。
かわりにこのこがいる。   

わたしも彼等に聞いてみたいことがあったし、兄妹も本と映画の話題でおおいに盛り上がった。
そして食後、息子がすこし真剣な顔をしてこちらを向いた。
いつだったか二度目の引越しの歳、彼女と出し合ったけどどうしてもあと少しが足りなかった時、
「あたしの個人的なお金」といって母がだしてくれたからそれを返します、とのこと。
そういえばそんなこともあったかもしれないがすっかり忘れていた。

うちはかなり深刻に貧乏だったけど、楽天的なのかあまり苦にならなかった。
自立を急ぐかのように見えた子供たちが巣立って行く時は「がんばれ」と、
心から応援したし困ることがあればどんなことだって助けようと思った。

息子に渡したのは家計費ではなく「母も自立するためのへそくり」だった。
たった数万円だけれど、つつましい我等には貴重なお金。
返ってくるとは思わなかったので夏のボーナスを貰ったみたいですごく嬉しい。

そのあとデザートを食べにブルーシールカフェへ。

沖縄のアイスがたくさんあって好きなのを選んでトッピング。
アイスは滅多に食べないという息子は迷いに迷って、
「母ちゃんのちょっと味見させて」と言い出しリピーターの娘と笑った。
わたしが選んだのはokinawanスイートポテトと塩ちんすこう味。
アイスを食べながら「それでどうなの、新しい仕事は?」なんて言っていた。
コドモっぽさと保護者ふうのオトナっぽさをあわせ持つ、
わたしのこどもたち。


夕方になりおばあちゃんに会いにホームへ。
楽しく嬉しく美味しい1日が終わった。

翌日は次女と買い物に出かけた。
わたしは息子から貰った臨時収入で藍染ふうの紺の長いスカートを買った。
壁にかけて眺めている。