羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

兄妹

2005年12月13日 | Weblog
電車に揺られ、兄に会いに行って来ました。

わたしの状況を少し話しておこうかな、と

思ったのです。

中央線の車窓から冬の空を見ていると

白い雲が遠く下の方に重なっていて、

それはまるで、はるか彼方に山の連なりが

あるみたい。

雲たちのマジック。

そういえば、五月にブログを書き始めた時

やっぱり空と雲を眺めてため息ついていたっけ。



兄と待ち合わせる、というのは滅多にないことです。

でも考えてみたらわたしは昔からいつも、

兄にいろんな相談を持ちかけていた、、。

とくに男の子と付き合い始めた頃。

それから、わたしが<事件>をおこして

親にすごく心配と迷惑をかけた時も、

冷静に対処してくれたのはこの兄でした。



互いに家族に病人をもつ身なので、

そちらを優先してなかなか自分のことを話すような

機会がなかったけれど、

「こんなことがあって、今こんなこと考えてる」

という話が出来てよかったと思います。

正直、気持ちは楽になったかもしれない。

そして、夫にも[話が出来る相手]が

いればいいのに、と本当に思いました。

孤独なのは自分ではない、夫なのだ、ということを

改めて感じた日でした。

この再認識は大きいと思う。

今後に生かされるでしょうか・・・。