「私が一番受けたいココロの授業 人生が変わる奇跡の60分」 比田井和孝・比田井美恵・著、ごま書房、2008年8月5日
p.10-11 大事なことは、就職した、その後ですね。就職したその先で、みなさんが周りの人から信頼され、必要とされ、「あの人とだったら一緒に働きたい」と思ってもらえるような、そんな人になること・・・、それが、みなさんの「幸せ」だと思っているんです。
p.12 仕事は「知識や技術」でするものではなく、「人間性」でするものだと思うからです。 #EDU
p.12 就職のテクニック・・・いわゆる「やり方」の前に、社会に出るためには、どういう心構えで臨むのか、という「心のあり方」が大切だと思うからなんです。
「あり方」なしに、「やり方」だけ教えても、まったく意味がないでしょう。
逆に「あり方」さえしっかりしていれば、「やり方」は自分で考えられるようになるんです。
p.15 “至誠”を貫きなさい。“至誠”とは、普段やらなければいけないことを、真剣に本気で、誠意をもってやることだ。
p.20 技術は人格の上に成り立つ
p.30 「あいさつとは、相手の存在を認め、相手に対して心を開くこと」
p.56 「儲けたい」とか言うのは、結局「自分のため」じゃないですか。「自分のため」で人を動かそうと思ったって人は動かないんです。
「あり方」が違うのに、「やり方」だけまねしたって、うまくいかないんですよ。
p.84-5 何のために・・・その「目的」のために、「何を目指す」・・・その「目標」をクリアする。
「いい大学に入るために(=目的)、成績で一番を取る(=目標)」というのは、良い目的の立て方とは言えません。大学に入ることが目的だったら、大学に入ってしまったら目的は達成されて終わってしまいますから。
良い目的には終わりがないんです。
p.86 就職した後、自分はどんな仕事をして人の役にたつのか、ということを思い描いて就職活動をしてほしいんです。
この勉強を自分にどう活かすことができるのかってことを考えながら勉強したら、深さが全然変わってくると思うんです。
p.99 「お前にも、必ず役割はある」
この役割って言うのは、「どうやって世の中のために働けるか」だと思います。
p.104 「役割には2種類ある。ひとつは、社会の中でより良く生きる役割、そしてもうひとつは、人間としてより良く生きる役割」、1つじゃダメなんですって。
p.123-4 お客様からルール以外のことを頼まれた時に、「これは決まりだからできません」と簡単に言ってしまうような人にはなってほしくないんですね。そのルールの中で、精一杯のことをしてあげるとか、そのお願いを聞いてあげることはできなくても、違う方法で、何か望みをかなえてあげることはできないかと一生懸命に考えること・・・そういう姿勢が大事だと思うんです。
p.130 多分、その子は、普段から、いつでも、どんなときでも、誰に対しても精一杯の事をしていたんじゃないでしょうか。
「お客様が喜んでくれるんだったらそれくらいのこと、喜んでやります!」っていう人だったから、今回、こういういい仕事ができたのではないかなと、そう思うわけです。
p.157 「逆に、怒っちゃいけないのよ。怒るっていうのは、ただの自己満足。何の得にもならないのよ。人に怒ってもツキは逃げていっちゃうわ。怒れば怒るほど、あなたがせっかく積み上げたツキがどんどんなくなっていくのよ。怒りたくなったら、自分にありがとうって言ったらいいのよ。」
p.176 「もらおう」と思って働いているのか、「与えよう」と思って働いているのかの違いです。
p.179-180 この法則には、ちょっと注意が必要です。
一つ目は、「与えてもらうために、与えてはダメ」。なぜかって言うと、与えてもらいたくて・・・つまり、見返りを期待して与えても、実際にはそんなにすぐには返ってこないものなんですよ。
もう一つは、「自分を犠牲にして与えてもダメ」。自分を犠牲にして与えようとすると、嫌なことですから続かないんです。
p.181 一番良いことは、与えることそのものが楽しいんだ、与えて、相手が喜んでくれればそれだけで嬉しいんだ、と、そう思えたら理想です。
p.193 「許せない」・・・言い方を変えると、責める心、裁く心、被害者意識、ねたみ、憎しみ、恨み・・・こういう思いは「安らぎある人生」の実現を妨げる。
p.10-11 大事なことは、就職した、その後ですね。就職したその先で、みなさんが周りの人から信頼され、必要とされ、「あの人とだったら一緒に働きたい」と思ってもらえるような、そんな人になること・・・、それが、みなさんの「幸せ」だと思っているんです。
p.12 仕事は「知識や技術」でするものではなく、「人間性」でするものだと思うからです。 #EDU
p.12 就職のテクニック・・・いわゆる「やり方」の前に、社会に出るためには、どういう心構えで臨むのか、という「心のあり方」が大切だと思うからなんです。
「あり方」なしに、「やり方」だけ教えても、まったく意味がないでしょう。
逆に「あり方」さえしっかりしていれば、「やり方」は自分で考えられるようになるんです。
p.15 “至誠”を貫きなさい。“至誠”とは、普段やらなければいけないことを、真剣に本気で、誠意をもってやることだ。
p.20 技術は人格の上に成り立つ
p.30 「あいさつとは、相手の存在を認め、相手に対して心を開くこと」
p.56 「儲けたい」とか言うのは、結局「自分のため」じゃないですか。「自分のため」で人を動かそうと思ったって人は動かないんです。
「あり方」が違うのに、「やり方」だけまねしたって、うまくいかないんですよ。
p.84-5 何のために・・・その「目的」のために、「何を目指す」・・・その「目標」をクリアする。
「いい大学に入るために(=目的)、成績で一番を取る(=目標)」というのは、良い目的の立て方とは言えません。大学に入ることが目的だったら、大学に入ってしまったら目的は達成されて終わってしまいますから。
良い目的には終わりがないんです。
p.86 就職した後、自分はどんな仕事をして人の役にたつのか、ということを思い描いて就職活動をしてほしいんです。
この勉強を自分にどう活かすことができるのかってことを考えながら勉強したら、深さが全然変わってくると思うんです。
p.99 「お前にも、必ず役割はある」
この役割って言うのは、「どうやって世の中のために働けるか」だと思います。
p.104 「役割には2種類ある。ひとつは、社会の中でより良く生きる役割、そしてもうひとつは、人間としてより良く生きる役割」、1つじゃダメなんですって。
p.123-4 お客様からルール以外のことを頼まれた時に、「これは決まりだからできません」と簡単に言ってしまうような人にはなってほしくないんですね。そのルールの中で、精一杯のことをしてあげるとか、そのお願いを聞いてあげることはできなくても、違う方法で、何か望みをかなえてあげることはできないかと一生懸命に考えること・・・そういう姿勢が大事だと思うんです。
p.130 多分、その子は、普段から、いつでも、どんなときでも、誰に対しても精一杯の事をしていたんじゃないでしょうか。
「お客様が喜んでくれるんだったらそれくらいのこと、喜んでやります!」っていう人だったから、今回、こういういい仕事ができたのではないかなと、そう思うわけです。
p.157 「逆に、怒っちゃいけないのよ。怒るっていうのは、ただの自己満足。何の得にもならないのよ。人に怒ってもツキは逃げていっちゃうわ。怒れば怒るほど、あなたがせっかく積み上げたツキがどんどんなくなっていくのよ。怒りたくなったら、自分にありがとうって言ったらいいのよ。」
p.176 「もらおう」と思って働いているのか、「与えよう」と思って働いているのかの違いです。
p.179-180 この法則には、ちょっと注意が必要です。
一つ目は、「与えてもらうために、与えてはダメ」。なぜかって言うと、与えてもらいたくて・・・つまり、見返りを期待して与えても、実際にはそんなにすぐには返ってこないものなんですよ。
もう一つは、「自分を犠牲にして与えてもダメ」。自分を犠牲にして与えようとすると、嫌なことですから続かないんです。
p.181 一番良いことは、与えることそのものが楽しいんだ、与えて、相手が喜んでくれればそれだけで嬉しいんだ、と、そう思えたら理想です。
p.193 「許せない」・・・言い方を変えると、責める心、裁く心、被害者意識、ねたみ、憎しみ、恨み・・・こういう思いは「安らぎある人生」の実現を妨げる。