「ほんこさん」と、婆さんたちはいう。この時期「報恩講」が、お寺であり、檀家はお布施を持ってお寺へ出かける。いつも姑が行っていたが、年をとったので、もう行かないという。年配の友達がもういないのである。かと言って、わたしもお寺仲間はいない。お布施を持っていかなくてはならないので出かける。住職は同級生である。殿の法名に住職の字をひと字頂いた。
寺の境内のテントのところで、お布施の封筒を渡すと、「おとき」と、書いた木の札を渡される。「おとき」とは「お斎」と、書く。法事での食事である。それを持って寺の中へ入ってお弁当をもらう。と、弓道の先輩に会った。先輩は、調理場の手伝いをしていて、一緒におときについた。小豆汁がでる。
その後、先輩と落語会を聴く。福井のパン屋さんで、「はやおき亭 貞九郎」さんで、素人というが、演目は創作50、古典50という事。玄人裸足だった。大いに笑って帰る。
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