巨木を撮るのを控えると言いつつ、巨木に出会うたびに「おおっ!!」と、シャッターを押してしまう。紅葉と変化に富んだ禅定道は、疲れも知らずトコトコと進んでいくと、木道に出た。
慶松平に予定通り到着。禅定道では殆ど人に出会わなかったので、ここで食事を摂っても誰も通らないであろうと、木道に座って待ちに待った昼食。熱い野菜スープが美味しい。
ようやく別当坂分岐で、いよいよ観光新道である。ここを通るのは3回目だが、登るのは初めてである。
仙人窟をくぐる。殿が池避難小屋まで遠い。
ふりかえって、歩いてきた道を見て凄いと思った。
殿が池避難小屋が見える頃からばててきた。なかなか到着しないと思えたのだ。観光新道は水がないので、トイレもひどかった。水のタンクからペットボトルで汲んで流すのだが、その大きなタンクは空だった。トイレットペーパーも必須である。でも、小屋があるのはありがたい。
蛇谷を通り、白山の頂上を間近に見ながら天気に恵まれたことに感謝する。
ひたすらみんなについて行く。歩数を数えたり、歩幅でメーター数を数えたりしながら途中で数が分からなくなり、無口になりながら歩く。息が上がってくると足が前へ出なくなる。それでも進む。到着。黒ボコで休憩。つらいと言いながら黒ボコによじ登って写真。
16時に到着予定だった南竜山荘に16時50分に到着。みんなが山荘に入ってしまったのに、わたしは、ここの階段で脚が上がらなくて困った。
ザックを置いてすぐ食事。ビールを楽しみにしていたのに、一口しか喉を通らなかった。味噌汁が身体にしみわたる。食事は翌日の為に完食しなくてはならない。その後、6時過ぎにはもう寝てしまった。バタンキューとはこのこと。
山荘の客は10人ほどだった。静かな秋の山荘である。明日が怖い。天気も夕方に崩れるだろうとのこと。無事下りられますように。
山は天気に限りますね。
天気に左右されます。
カメラと美味しい物を持って、ゆっくり・・がいいです。