半年に一度、歯の定期健診に行く。歯医者からのお知らせがくるので律義に行くと、虫歯も早くに見つかる。以前よその歯医者で、簡単に歯を抜かれて嫌な思いをしたので、信頼のできる今の歯医者さんにお任せしている。
毎回「お変わりございませんか?」と、看護師が訊いてくれて「はい」と、答えながら心では「最近母親の物忘れもひどく・・わたしも疲れが溜まって・・」と、思うが、歯の状態を訊いているのであって、わたしの日常を訊いているわけではないことは確かであるが、身体を横にしていると心まで無防備になる。
前に同級生が歯科医をしていて、一度行ったことがあるが、これはいけない。口を大きく開ける間柄は、全く面識のない歯医者であるべきで、少し知り合いだと恥ずかしい。人前で大口をたたくのは恥ずかしくないくせに、大口を開けるのは恥ずかしいのである。
また、歯医者がいい男であると恥ずかしい。目をつぶっているので先生の顔を見ないようにしていたが、ついに見てしまって、大口を開けて口の中を見られても恥ずかしくない間柄であることを確認出来て良かった??良い先生だ。
玄関には桜が飾ってあった。
この後、遠回りして桜を見て帰った。今日は見ごろだ。
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