まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

台風被害

2017-10-24 | 暮らし

日曜の夜。明治神宮での遠的大会の視察を終えて、台風に巻き込まれながらも、新幹線も普通電車も動いていて帰ることができて良かった。と、思ったのも束の間。雨風が強く窓を叩き、2階が強風で揺れて恐ろしい。うちは角地で、三方が水田で、家の向こうが川で、以前玄関ぎりぎりまで水がついたことがある。TVを観ても選挙ばかりで情報が入らず、夜中にタブレットを持って来て進路を見たが、天気図と外の様子は関係ないことに気付いた。何かが飛ぶ音がする。携帯に「緊急エリアメール」が、入った。再びテレビを観ると、テロップが流れ、石川の情報が流れ、加賀地方は動橋川の氾濫水域の情報が流れた。

 ガタガタ、ゴーゴー風が吹くと怖い。これは尋常ではないと思うと怖くなる。うつうつしてから、がばっと起きて座敷へ行く。家を建てたばかりの時、横殴りの雨が降って座敷の鴨居のところを伝って、雨が滲みてきて畳に落ちてきたことを思い出した。案の定、欄間の下の鴨居を伝って雨がポタポタ落ちてきた。古いバスタオルを畳の上にあてる。爺さんは、二階にベランダを造ったのが悪いと言うのに対して、殿は念願の白山が見えるベランダを造ったことを反対されて怒っていたが、今ではどちらもこの世にいない。

勝手口にも雨は直撃し、床から滲みているし、車庫のシャッターから雨が入ってきている。婆さんの部屋も漏っていた。こういう時は心細い。朝になって、仕事へ行く前に、〇建設に電話し、エアコンを入れて乾燥させる。畳をあげてくれて、屋根裏からベランダも調べてくれて、結局、ベランダの床のコーキングやその他の所をやり直してもらうことになった。

建物の保険に入っているが、瓦が飛んだとか、何かが飛んできて破損した結果の雨漏りではないのでダメだそうだ。コーキングの寿命は、水回り20年、外壁は10年という。わが家は19年目だ。トイレも直したので、いよいよあちこち修理の時を迎える頃なのである。



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