まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

かずかずの地獄

2020-01-17 | 暮らし
連日、母を病院へ連れていき、父の見舞いに行き、姑を毎週病院へ連れて行く今日この頃。90歳でも耕運機を運転し、玉ねぎやジャガイモを植えるほどの姑だが、最近脚がむくんできて、かかりつけの病院で説明を受けると、心臓が少し弱っているとのこと。糖尿と高血圧の薬を飲んでいて、そこへまた心臓の薬が加わった。肺も少し曇っているからと風邪薬も追加した。「薬地獄」だ。その増えた薬の説明を聴く。
耳が遠いので、一緒に先生の説明を聞かなくてはならない。
 
つい、娘にラインしてしまった。「病院地獄だぁ~」
こんなときは、仕事に行くことが、嬉しかったりする。
そして、夜の弓道の稽古でみんなと弓を引くと、チャンネルが変わって気晴らしになる。
相変わらず上達はしないが、そこで過ごす時間は至福の時間だ。
しかし、びくがきて調子が悪いとそれなりに落ち込む。でも、そのことで悩んでいるのは幸せかもしれない。何時までたっても今一つで、そうこうしているうちに筋力の衰えを感じたりする。
でも、まだ頑張れる。だけど、本当はもっと他に何かすることがあったのではなかったかと思うことがある。
 
殿とかねがね定年になって区切りがついたら「豪華クルーズでどっか行こう」と、言い合っていた。たまたま「屋久島クルーズの旅」と、言うのがあって手に取ってみたが、これってひとりで行ったらかえって寂しいだろうなと思った。
しゃーない、道場でも行くかーと、また寒い夜に腰をあげるのである。
しかし、調子が悪いと、「びく地獄」「早気地獄」「変幻離れ地獄」が待っている。
地獄は天国より面白い。蓮の花が散る音がします・・ような静かな毎日は退屈で、お釈迦様とも話が合いそうもない。
 

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