先日、孫のmomoとふたりで、楽焼体験に行った。
余談だが、momoは東日本大震災の時に生れた。退院の日が3月11日で、わたしが迎えに行ったのだった。大きくなったなあと思った。
さて、一番やりやすい抹茶碗をつくることにした。
まず、1kgの土をもらって、そこから800g測り、それを丸めて、ふちを上げていき形にする。
出来上がると、お茶とお菓子を頂いて、その間にストーブの前で少し乾燥させる。
それからが大変。削る、削る、どんどん削って、400gにするのである。
大まかな形を先に作って削ったほうがよい形になるのだそうだ。
高台を削って、名前を入れて完了。ふたりとも、抹茶碗と、余った土で湯飲みを作る。
2時間土をこねて削って、無心になった。
「すごいねぇ。大人でも大変なのに、よくがんばったね」と、言うと
momoは「おもしろかったぁ~」と、笑っていた。
家に着いたとたん、ふたりとも「疲れた~」と、しばらくソファに座っていた。
さて、土曜はその茶碗の窯入れの日。
釉薬に着けた後、900度20分窯に入れて焼く。
窯出しはわくわくする。
焼きあがったものを、もみ殻の中に入れてしばらく蒸すと「みかげ」と言う模様ができる。ちょうど御影石のような感じ。
窯から出したばかりで、もみをかけると燃える。それを、即座に蓋をする。熱そう・・・。
楽しい作品が並んでいる。
こちらのなべ料理は、玄関の外に飾ってあった。銀杏はほんとうに食べれそうな様子。
momoの作った小さな茶碗は、透明の釉薬をかけミカゲにした。
わたしの黒の抹茶碗は少し歪んでいるが、抹茶の色が映える。
次は楽焼らしい雰囲気のミカゲも良いと思う。
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