ショックだ。ブログの頭に「goo blog サービス終了のお知らせ」と、出ている。11月で終了って。
前から疑問は持っていた。
こんなに長い間ブログを書いていて、溜まっていくデータってどうなるんだろうとか、最近はブログも流行らないし、実際訪問者も少ないし。
それでも、仲良しの人たちがのぞきに来てくれていて励みになっていた。
また、文章を書くということの面白さもあるし、何より殿との思い出が詰まっている。
そう、2007年から始めたので遡ることが出来、殿との会話が載っているのである。
今年も4月初めにやってきたツバメたちを見ると、ひたすら巣を作って(昨年のを利用しているが)せっせと雛を育てて、ヒュンとスマートに、我が物顔に車庫を出入りする姿を見ていると、なんだか自分たちがあくせくと義務のように、ちまちまと思い出を残したりしていることが、阿保らしいことのようにも思えたりする。
物を持てば持つほど執着する。
貯めれば貯めるほど執着感は大きくなる。
データが膨大になれば、思い出が多くなれば失うことのショックは大きいだろう。
お金の方は貯まりすぎていないので、日々の暮らしが出来ればよいくらいで執着度は低い。ないと困るが、ありすぎて困ることはない。
ツバメと少し語らうか。宮沢賢治の気持ちになれたらいいのだ。
少しのご飯と、無事な暮らし以外に何を望もう。
そもそも、殿が一番わたしのブログを楽しみにしていたので、もういいかなあという気持ちもある。
入院中、タブレットで眺めていたのだ。
ガラケイの頃、タブレットを持っている人は少なかった。
今は、スマホがあるので、時の流れを感じる。
小さき孫も大学生になってしまったのだから。


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